きょうから梅まつり 開花は10日ほど遅れる
曽我別所梅まつり観光協会と(一社)小田原市観光協会が主催する第55回小田原梅まつりが2月1日(土)から24日(月)まで開催される。今年も会場は富士山や箱根を背景に咲き誇る約3万5000本の梅が楽しめる曽我梅林と、天守閣や銅門、常盤木橋を背景に約250本の梅が咲く小田原城址公園。
小田原の梅の歴史は古く、北条氏が統治していた以前から栽培されていた。戦国時代には兵糧用にするため、城下に梅の木が多く植えられたという。
曽我別所梅まつり観光協会の川久保和美さんによると、今年の開花は例年よりも10日ほど遅れていて、開園式には早咲きの十郎は一部咲きの見込み。川久保さんは「広がる梅の木の下で春を感じながらゆっくりと花を満喫してもらいたい」と呼び掛けている。