【SNSで話題】超デカいお麩「たま麩」をおでんに入れて食べてみた! とろ~り口の中で溶けていく感覚は感動モノ
日本を寒波が襲っていたある日。今日の夕飯は何にしようか、外出するのも面倒だしデリバリーに頼ってしまおうか、いや、身体が温まる物が食べたい……。そんなことを頭の中でぐるぐる考えながらSNSを眺めていたら、何やら初めて見る食材が目に飛び込んできた。
『たま麩(ふ)』とは一体何だろう?
ビジュアルにも、名前にも興味をそそられ、無意識に寒い屋外に飛び出しスーパーに向かっていた。
たま麩とは
まずは、これまで一度も購入したことのないたま麩を近所のスーパーマーケットで探してみる。意外にも1軒目であっさり購入成功。近くのスーパーで売ってなければ、Amazonなどでも入手可能だぞ。
普通の麩の何十倍もあろうかという大きさに少々ビックリ。ちなみにたま麩とは、お麩の一種。みんなが知っている焼き麩は小麦粉とグルテンがほぼ同じ割合で入っているのが多い一方、たま麩はグルテンの割合が多いため、よりもっちりとした食感になるという。
パッケージに書いてある「ふわとろ食感」という言葉に早くも期待が高まる。
今回はこのたま麩をおでんに入れてみようと思うのだ。通常のおでんの材料をささっと買い込み、早速おでん作りをスタートさせた。
・おでんにたま麩を入れてみる
おでんと言えばお手軽料理の代名詞。ただただ材料を鍋に入れ、おでんの素を入れてあとは煮込むだけ。料理が苦手な人でも、なんとなく出来た感が出てしまう魔法の料理なのである。
キッチンに良い香りが漂い、嗅いだだけでもう身体が温まる感覚だ。何も考えずに煮込むこと数分。グツグツしてきたところで、いざ、たま麩投入!
説明書きによると、ポイントはたま麩の裏面に箸で穴を開けることなのだそう。穴から汁が入り込んで、ふわとろに仕上がるのだろう。
また数分煮込んだところで、たま麩の状態を確認してみると……
パッケージに書いてあったとろ~りという言葉通り、 本当にとろ~りしている。これは絶対に期待できる!! ひと目でそう感じるビジュアルだ。
たま麩を食べた感想
早速、実食だ。本日のメインであるたま麩を一口いただくと……
熱々のおでんの汁を吸いこんだたま麩に、猫舌の私は「あちっっ!」と思わず声を上げてしまった。しかし、口内の火傷なんてどうでも良くなるくらい、とろ~り口の中で溶けていく感覚は、感動モノだった。
餅のようなもっちり感というよりは、麩をトロっとした感じ!
まるで、たま麩を主役にその他の具材が存在しているかのよう。たま麩が主役で、その他は脇役といったところ。
これを書いている今も、脳内でたま麩の食感が鮮明に再生されるから不思議である。
こうして私のたま麩初体験は幕を閉じた。パッケージには「お吸い物と一緒に」と書いてあるけれど、お味控え目なお吸い物には少々もったいない気がする。
おでん以外には何に合うか……と考えると、すき焼きに入れたらマッチしそう。すき焼きの甘塩っぱいタレを吸い込んだたま麩は、もう説明など必要ないだろう。うん、次の週末は「たま麩入りすき焼き」に決定だ。
参考リンク:Amazon、麩や銀
執筆:Riri
Photo:RocketNews24.