注目の次世代俳優・豆原一成(JO1) × 44年ぶりの映画主演・市毛良枝 W主演作『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
豆原一成(JO1)と市毛良枝のダブル主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が、10月24日(金)より公開される。このたび、新キャストとして、酒井美紀、八木莉可子、長塚京三、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利の出演が発表された。
孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語
日本、そして世界で活躍する11人組のグローバルボーイズグループ・JO1の最年少メンバー豆原一成と、44年ぶりの映画主演となる市毛良枝のダブル主演で贈る本作。夢に迷いながらも、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい孫、等身大の大学生・拓磨役をナチュラルな存在感で演じるのは、映画『BADBOYS -THE MOVIE-』(25)で初主演を務めるなど俳優としての活躍が注目される豆原一成(JO1)。そして、夫が遺したサプライズによって、夫に先立たれた寂しい日々から一歩踏み出し、若い頃の夢だった<学び>の日々を楽しんでいくアクティブな祖母・文子を、市毛良枝がチャーミングに体現する。監督を務めたのは、中井貴一主演映画『大河への道』(22)などの中西健二。脚本は『サイレントラブ』(24)のまなべゆきこ。
原案は、約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(後に現在の学校法人文京学院に発展)、教育のために奔走した島田依史子の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。彼女が後進に伝え続けた<学ぶことは楽しい>という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスを散りばめて本作の物語が構築された。祖父・偉志を亡くした祖母を気遣い同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった母との日々は逆に拓磨を元気づけていく…。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”。ふたりを支えるのは、亡き偉志の想い。孫と祖母とが軽やかに紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語が誕生した。
豆原一成演じる安藤拓磨の母、シングルマザーでバリバリ働きながら拓磨の将来を心配する安藤綾役を酒井美紀。拓磨とバイト先が一緒で、拓磨を優しく見守る彼女・大石紗季役を八木莉可子。市毛良枝演じる安藤文子の夫で拓磨の祖父、亡き後も文子や拓磨の心のよりどころであり続ける、富士山が好きな安藤偉志役を長塚京三。
さらに、拓磨と文子が通う大学の島田校長役を市川笑三郎。拓磨の大学を卒業した先輩・森田純希役をDXTEENの福田歩汰。拓磨があこがれるカフェを運営している若きオーナー・清野蓮役を藤田玲。拓磨と紗季が働くバイト先の店長・角田均役を星田英利。演技派、そしてフレッシュな俳優陣が集結し、拓磨と文子の夢に向けた新たな日々を彩る個性豊かな面々が揃った。
<コメント>
酒井美紀(安藤綾役)
私が演じました綾は、キャリアウーマンで夢や目標をしっかり自分で掴みにいくような女性像です。私にとってこのようなキャラクターを演じることはとても新鮮であり、挑戦でもあり、撮影期間は大変楽しい時間でもありました。今回の作品は、あったかいハートフルな雰囲気の中、女性の生き方とは?家族とは?幸せとは?と考えさせられるメッセージがたくさん詰まっています。そして、きっと何か新たに挑戦したい!と思わせてくれるはずです!多くの皆様に劇場でご覧になっていただけたら幸いです。
八木莉可子(大石紗季役)
大石紗季役を演じさせていただきました、八木莉可子です。生きていく上で本当は大切なこと、家族のあたたかみ、また「学び」は若い人たちの為にだけのものではなく誰の為にも開かれているものであるということ——。さまざまなメッセージが込められた作品になっていると思います。観終えたあと、少しでも心が軽くなり、世界が明るく見えるような作品になれていたら、とても嬉しいです。
長塚京三(安藤偉志役)
添い遂げる。それだけでも大変なことなのに。夫に先立たれ、ひとりぼっちになる妻の先行きを案じて、彼女の大学入学の手配まで済ませているとは、どれほどマメな夫なのか。今日からは是非とも、学ぶ歓びというものに浸かって欲しい。君ならできる。何と言っても私の富士山だ。いつだって全力でエールを送る。大好きだよ、フレー。ということか。とにかく、細君が好きで好きで堪らないひとなのですね。「はい、そうです。お相手は市毛さん」と監督。遠い昔、世にも稀な初々しさで、新婚夫婦を演じさせてもらった記憶が蘇る。あれも市毛さんだったな、お相手は。「そういう役でしたらやれそうな気がします」と私。
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』は10月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー