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静岡市駿河区の地酒のお噺し

アットエス

2025年1月5日放送の「静岡市歴史めぐりまち噺し」。今日は、静岡市駿河区の地酒のお噺しです。
語り:春風亭昇太

静岡県が開発した「静岡酵母」をきっかけに地酒の銘醸地として全国的に知られるようになった静岡。

駿河区には安倍川水系の名水で酒を醸している3つの蔵があります。

1876年に創業した萩錦酒造。この蔵では安倍川の伏流水が今もこんこんと湧き出しています。

静岡市内で唯一、自噴している極上の軟水を仕込み水として、小さなタンクで丁寧に仕込み、静岡らしいきれいでやわらかな酒をつくっています。

2004年に掛川の地で酒造りを始め、2010年に静岡で創業した駿河酒造場は静岡県内の老舗酒蔵から施設や銘柄を引き継いで酒造りに挑戦している若い蔵です。

安倍川の伏流水が豊富な駿河区西脇を生産拠点として、受け継いだ銘柄とともに新銘柄「天虹」で酒造りに取り組んでいます。

2012年に安倍川沿いで酒造りを始めた静岡平喜酒造。平喜の酒造りは明治時代、掛川で始まり、より良い環境を求めて岡山県へ移転して成長を遂げました。

時を経て、上質な酒造りが可能となった静岡に静岡平喜酒造が創業、喜平の銘柄で純米酒を中心にした酒造りを始めました。

静岡県では昭和50年代に静岡酵母、平成の時代に酒米「誉富士」を開発され、それらを使った銘酒が生まれました。

静岡市内の6つの蔵は、それぞれに水に、酵母に、米にこだわり工夫をこらした酒づくりに挑戦し続けています。

静岡市歴史めぐりまち噺し、今日のお噺しはこれにて。 <!-- tag:/area:静岡市駿河区 -->

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