空手通じ心身鍛錬 拳勝館が選手権大会
本町に本部を置く空手アカデミー拳勝館(木村研治館長)が先月16日、47回目となる同館選手権大会を秩父宮記念体育館で開催した。心を一つにするという意味の「同心同徳」をテーマに掲げ、県内外の13支部から門下生約220人が集結し、日ごろの鍛錬の成果を披露し合った。
大会当日は幼年から小学生、中学生、高校生以上、30歳以上までの男女個人、団体ごとに、形と組手のトーナメント戦で激突した。選手たちの気迫あふれる姿に、仲間を鼓舞する声援が会場内に響き渡っていた。
木村館長は「私は普段から空手を通じてあいさつや礼儀作法を教えている中で、特に大切にしているのが”姿勢”。これを正せばスポーツや勉強などに対する取り組み方も精神的に変わる。将来社会で通用する子どもたちの育成に今後も注力していきたい」と話した。