夢を見られるまちに 柾木 太郎さん(64)(無所属8期)
――市議会議員を目指したきっかけは。
「茅ヶ崎が好きだから。父の叙勲を記念するパーティーが行われた(父・一策氏は16年にわたり茅ヶ崎市長を務めた)際、功績について多くの人から話を聞き、まちの発展のために事業を継続させなくてはと決意した」
――2年前の統一地方選を振り返って。
「コロナ禍の選挙で、候補者が乱立する中、自粛しながら経済や感染症、苦情等への対応などに追われていた。表に出る活動ができず、アプローチ不足だったのは否めない」
――茅ヶ崎の課題、今後力を入れたい政策は。
「人口が減少に転じたが、沿線都市としての発展を続けるには、まちの魅力を落とさずに、特色を生かした市政を続ける必要がある。教育文化では、学校施設は整いつつあり、次はソフト面の優秀な人材育成と、次世代育成に力を入れ、夢を見られるまちに。7月開業の道の駅は、経済界と連携して、市内事業者が夢や希望を持てるようにしたい。また新たな産業誘致も必要」
――リラックス法は。
「学生時代から続ける競技サーフィンなどのマリンスポーツ。環境問題が身近で、ビーチクリーンも長く続けている。海岸浸食問題では、国のモデル地区を勝ち取ることができた」