故事伝える「傘焼きまつり」 5月17日 下中座の人形芝居も
かながわのまつり50選のひとつ「曽我の傘焼きまつり」(主催/曽我兄弟遺跡保存会)が5月17日(土)、梅の里センター(JR御殿場線下曽我駅前)、市民集会施設ふれあいの郷ほかで開催される。
日本三大仇討ちの一つ『曽我物語』の曽我十郎・五郎兄弟が、父の仇を討つ際に傘を燃やして松明にしたという故事にちなんだ祭り。
梅の里センターでは、午後1時から開会式、1時30分から下曽我小学校児童の劇「曽我兄弟物語」、2時から龍珠山瑞雲寺住職の講演「曽我兄弟と武田信玄」が行われる。しもそが五郎十郎朝市会による出店も予定されている。
傘焼き神事では、7時20分から児童が火の点いた松明を宗我神社から同センター駐車場へ運び、願いを書き入れた傘を焚き上げる。荒天中止。
ふれあいの郷では午後4時から、国指定重要無形民俗文化財の相模人形芝居下中座が『曽我物語十郎五郎出立の段』を上演する。観覧無料、事前申込制で定員になり次第締切。申し込みは事務局佐宗さん【電話】090・2465・1274または【メール】m.saso@cure.ocn.ne.jp。
行事の問い合わせは同保存会・久保寺公雄会長【電話】090・7633・0773。