神戸の骨董カフェ『元町imari』視覚でも楽しめる月替わり豆皿定食 神戸市
旧居留地とメリケンパークの狭間に広がる神戸・栄町にひっそりと佇む隠れ家的な骨董カフェ『元町imari 』(神戸市中央区)へ取材に行ってきました♪
元町駅から5分ちょっと、ひっそりと入り込んだ路地裏に、日常から少しだけ離れた時間を過ごせる場所です。
「ちょっとお茶しに、ふらっと入れる骨董屋さんをつくりたい」と2024年の春に骨董店併設のお店をオープンされました。
お店の1階と2階の一部が飲食スペースとなっており、落ち着いた温かい雰囲気の店内。ゆったりとした時間が流れます。
2階のスペースでは江戸時代から明治時代にかけて作られた器や古道具が所狭しと並び、手に取って眺めることも購入することもできます。敷居が高く思われがちな骨董の世界を、もっと気軽に、もっと日常の延長として楽しんでほしいという思いが伝わる素敵な空間です。
同店で提供される定食は「月替わりの豆皿定食」の1種類!またほかにはパスタも用意されています。
「あんことクリームチーズの最中」や「白玉ぜんざい」など、ちょっと休憩したいときにぴったりのスイーツメニューも充実しています。
今回はInstagramで見つけてその美しさに惹かれて気になっていた「豆皿定食」を注文してみました!江戸から明治時代の豆皿や小皿を使い、季節の食材と調和するように盛り付けられた料理たちは小さな美術展のよう。食べる前から、視覚で幸せを感じられる定食なのです。
5月のメニューは国産豚バラの厚揚げ肉巻き/きのこナムル/セロリや玉ねぎの食感がアクセントのバジルポテサラ
/なすとオクラのポン酢和え/じゃこの和風オムレツ/合鴨と蓮根の肉味噌/紫キャベツのマリネでした♪
料理はどれも、やさしい味付けで、身体にすっと染み入るような安心感。少しずつ、いろんな味を楽しめる構成も嬉しく、食後には「また来月の豆皿定食も楽しみだな」と思わせてくれます。
ご飯のお供におすすめの「合鴨と蓮根の肉味噌」はなんと最中にちょこんとのせられており、細かいところまでお店のこだわりを感じられます。
気に入った小皿はその場で購入も可能♪気になったものがあればぜひお店の方に相談してみてくださいね。
ふらりと立ち寄り、ゆっくりとお茶を飲み、器に触れてみる。そんな素敵な時間をぜひ過ごしてみてはいかがでしょうか。
場所
骨董とカフェ 元町imari
(神戸市中央区栄町通2丁目2-10)
営業時間
月曜~金曜日
11:00~16:00(L.O.15:10)
日曜日は不定期営業
定休日
土曜日、祝日
※臨時休業あり。日曜日は定食お休み