「アナ雪」アナは最初プリンセスではなかった?キャラ紹介&4つのトリビア
ディズニー長編アニメーション映画史上初のWヒロイン作品として注目を集めた『アナと雪の女王』。そのヒロインのひとりであるアナについて、この記事では彼女の基本プロフィールからトリビアまで紹介します。
アナのプロフィール
アナは、アレンデール国王アグナルと王妃イドゥナの次女です。力を暴走させ行方不明になってしまった姉エルサを探して、命がけの冒険に出ました。
身長165cmのアナは、赤毛に近いダークなブロンドとブルーの瞳がチャームポイント。スレンダーな体型で、活発な女の子です。
アナの性格は?【長所・短所】
姉のエルサとは対照的に、アナは国の家臣たちとも活発に交流するなど、明るく楽天的な性格をしています。自由な精神の持ち主で、社交的なのも彼女の長所。強い意志と信念を持ち、それを貫き通すことができるのもアナの良さといえます。
しかし悪く言えば落ち着きがなく、プリンセスであるにも関わらずエレガントとはいえないのが欠点。常識に縛られないのは悪くありませんが、出会ったばかりのハンスと婚約するなど、あまり物事を深く考えないのは、少し考えものです。
エルサを信じつづけた唯一の人物
アナは、氷や雪をあやつるエルサの力が邪悪なものではないと信じつづけた唯一の人物。たったひとりの家族であるエルサを大切に思う優しさも、彼女の美点のひとつです。
本人は覚えていませんが、アナはエルサの力で傷を負ったことがあるにも関わらず、その力を恐れることはありませんでした。その理由は姉のエルサが大好きで、彼女を信じているからなのではないでしょうか。
アナにまつわる4つのトリビアを紹介!
1.最初はプリンセスではなかった?
「アナ雪」の製作初期段階では、エルサがヒロインではなくヴィランであったことはよく知られていますが、実はアナもプリンセスではありませんでした。
プロデューサーのピーター・デル・ヴェッチョが2017年に英テレグラフ誌のインタビューで語ったところによると、アナはもともと「雪の女王(エルサ)」の凍った心を開放する農民の娘という設定だったそうです。
また、この段階ではエルサとも姉妹ではありませんでしたが、この方向性でストーリーを展開するのが難しかったため、最終的に私たちのよく知っている「アナ雪」の物語に変更されました。
2.実は怪力!
本人は気づいていないようですが、アナは平均以上の腕力の持ち主です。そのせいで、わざとではありませんが周囲の人たちに痛い思いをさせることもあります。
たとえば、クリストフに必要以上の勢いでニンジンの入った袋を投げたり、ニンジンをオラフの鼻にしようとして頭を貫通させたりといった場面で、それを見て取ることができます。
しかし、彼女の怪力がはっきりわかるのは、やはりクライマックスでハンス王子を殴り飛ばしたときでしょう。
3.アナの衣装の色は彼女の性格を表していた!?
アナの衣装には、多くの色が使われています。マゼンダのケープやミントグリーンのブラウス、黒いコルセットにゴールドのウエストマークがあり、スカートはブルー。また、コルセットとスカート、そして黒いブーツには、花柄の刺繍が入っているのがわかりますね。
これは、アナが社交的であることを示しているようです。青系のワントーンでまとめられたエルサのドレスと比べると、違いは歴然ですね。
4.アナの髪が一部ブロンドの訳は?
アナの髪の右側にはエルサの髪色と同じ部分が一部あります。5歳のとき姉のエルサと魔法を使って遊んでいた際、誤って頭に魔法が当たってしまったことで髪の一部がブロンドに染まってしまったのです。
この事件で意識を失った彼女を助けるには、姉・エルサの魔法に関するすべての記憶を消すことが条件でした。 そのため、アナは自身の髪色が一部ブロンドであることは、生まれつきだと思っています。
姉思いのアナは魅力的な女の子!
これまでのディズニープリンセスとは全く違ったイメージのアナは、優しさと強さを兼ね備えた魅力的な女の子として描かれています。
これまでのおしとやかでエレガントなプリンセスに共感できなかった女の子たちも、アナには親近感を抱くことができたのではないでしょうか。