リピート確定の新公園!とておきの家族時間を町がサポートする「こども広場」(福岡・鞍手町)【まち歩き】
「どこかに、ちょうどいい遊び場ないかな?」
週末の親子の会話で、そんな一言が出ることってありますよね。
遠すぎず、混みすぎず、子どもがのびのび遊べて、大人もちょっと休めるような場所。
福岡県鞍手町の「こども広場」は、そんな願いにぴったり寄り添ってくれる場所です。
2024年11月、中央公民館の隣にオープンしたこの広場。
そのすぐ後、2025年1月には隣接する町役場の新庁舎も完成し、公園と役場、そして地域の人の暮らしがゆるやかにつながる風景が生まれました。
【小さな冒険家たちの“登る力”が育つ場所】
〜斜面を遊び尽くす「わんぱくクライミングエリア」〜
公園の南側、緩やかな傾斜を活かした「わんぱくクライミングエリア」は6歳以上の子どもに大人気。
ロープを握ってよじ登ったり、滑りやすい芝生の斜面を全身を使って登ったり、3つのゾーンを身体中を使って遊べるダイナミックなゾーンです。
取材中も「もう一回!」の声が響き渡り、足元に敷かれたゴムチップのおかげで、転んでもケガの心配が少ないのが嬉しいポイント。失敗しても、笑って立ち上がれる——そんな空気がこの場所にはありました。
【すべって笑って、また登る】
〜にぎやかに遊べる「なかよし遊具エリア」〜
中央エリアには、4つのすべり台を備えた「コンビネーション遊具」があります。
角度も長さも違うすべり台が並び、子どもたちは「次はあっち!」「もっと速くすべれるよ!」と夢中。
スロープやクライミングロープ、近くには、けんけんぱができるスペースもあって、飽きる暇なし。水飲み場や、近くの公民館には自販機まで設置されていて、遊び疲れたときの“ちょっと休憩”にも困りません。
【はじめての公園デビューにもやさしさを】
〜親子で安心「ぴよぴよエリア」〜
小さな子どもたちのはじめての遊び場、それが「ぴよぴよエリア」。
砂場や低めの遊具が並び、取材日にはママと一緒に砂遊びする姿が微笑ましく映りました。
近くには見守り用のベンチもあり、親同士のおしゃべりも生まれやすい環境。こちらも一部ゴムチップ仕様で、つまずいても衝撃が少なく、フェンスで囲われていて、小さな外遊びの第一歩にぴったりの安心感がありました。
【もうひとつの午後が始まる場所】
〜てらすカフェと「にじいろ」で心にひとやすみ〜
遊んだあとにそのまま寄れるのが、すぐ隣の鞍手町役場の2階。
木のぬくもりと大きな窓が心地いい「てらすカフェ」は、「カフェソアレ」が手がけるハンバーガーが絶品。350円〜という良心的な価格に、親も子どもも大満足です。
さらに隣には、「ブックライブラリ にじいろ」という図書スペースも。7つの「晴れる」をテーマに本が並ぶユニークな空間で、貸出はないけれど、その場でゆっくり読む時間が特別なひとときになります。
【鞍手町の子育てって、こんな感じ】
〜制度も人も、ちゃんとあったかい〜
鞍手町は、子育てにやさしい町。
18歳までの医療費助成や、こども家庭センター、地域のサークルなど、制度面もしっかりしているのはもちろんのこと、それ以上に「人と人との距離感」が心地よいのです。
自然と親子の会話が生まれ、地域とのつながりもできていく。気負わず、のびのびと子どもを育てられる環境が、ここにはあります。
【帰り道に「また来よう」が自然と出る場所】
〜今日も、明日も、この町が好きになる〜
子どもたちが走り回り、大人たちがのんびり見守る。
遊び疲れたらカフェでほっと一息、本を手に取って気ままな時間。
そんな一連の流れが、あまりにも自然に、気持ちよく楽しめる鞍手町の「こども広場」。
遠くに行かなくても、何か特別なことをしなくても、「ここに来ると、なんかいいね」と思える場所って、貴重です。
あなたもぜひ、家族でふらっと遊びに行ってみてください。
きっと帰り道には、もう次の予定を立てているはずです^_^
【こども広場】
住所:福岡県鞍手郡鞍手町小牧2080番地5
電話:0949-42-7200
駐車場:無料