洗剤だけじゃ落ちないんだ…。「洗濯機の入り口」についた“頑固なカビ”を落とす掃除ワザ
毎日のように使う洗濯機は、洗濯機自体にも汚れが溜まり、放置をしていると、汚れが固まって落ちにくくなるんだそう。今回はお掃除のプロおそうじダイアリーさんに、「洗濯機の入り口についたカビの落とし方」を教えていただきます。
◆【写真で確認する】◆→洗濯機の溝にできたカビをキレイにする“意外なダイソーのアイテム”
教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
カビ取り洗剤では落ちないカビ
今回は、洗濯機の入り口についたカビの落とし方をご紹介します。洗濯機の入り口につくカビは、カビ取り洗剤だけでは落とせません。じつは、石けんカスと水あかが固まったものの上にカビが発生しているんです。この汚れを放置しておくと、さらに固まって落とせなくなるかもしれません。
洗剤だけでは落とせないカビがついたときには、ダイソーの栗ピーラーが役立ちます。この栗ピーラーは、カビが生えている洗濯機の溝に適しています。
洗濯機の入り口についたカビの落とし方
用意するモノ
・栗ピーラー
・ブラシ(歯ブラシでも代用可)
・マイクロファイバータオル
・ゴム手袋
手順1.水平に動かして汚れを削る
ゴム手袋を着用し、栗ピーラーの刃を、洗濯機の入り口の溝に水平に差し込みます。刃先を差し込んで、水平に動かして汚れを削っていきます。栗ピーラーの刃先は丸くなっているので、強くやらなければ傷になる心配はありません。水あかがついている場合は、かたい汚れになっています。そのような場合は、傷をつけない程度の力を加えて削ってみてください。
手順2.刃先に角度をつけて汚れを削る
次に、栗ピーラーの刃先を軽く斜めにして、洗濯機の溝に差し込みます。刃先を上向きにすると、溝の上についている汚れを削り落とせます。刃先を下に向けて滑らせると、溝の下についている汚れを削り落とせます。
手順3.ブラシでブラッシングをする
栗ピーラーで汚れを削った溝を、ブラシを使ってブラッシングを行います。軽くブラッシングすることで、汚れをかき出すことができます。
手順4.タオルで拭き取る
かき出した汚れを、マイクロファイバータオルなどで拭き取ります。
気になるBefore・After
Before
洗濯機の入り口が、水あかやカビなどで黒くなっているのがわかります。
After
水あかなどが固まったものの上に生えたカビは、洗剤を使ってもうまく落ちませんが、栗ピーラーで削り落とすことで汚れをすっきり落とせます。
洗濯が終わったあとにひと拭きしよう
洗濯をした後は、洗濯機の入り口の溝に水や洗剤が残りやすいです。汚れをつきにくくするためにも、洗濯が終わった後に、拭き掃除をするのがおすすめです。拭き掃除をすることで、カビ汚れがつきにくくなります。ぜひ、掃除の参考にしてみてください。
※こちらの記事は元画像の提供者さまより許可を得て作成しています。
ayako/ライター