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「9月中旬までOK!」2025年鮎(アユ)釣りおすすめ河川:桂川本流・支流

TSURINEWS

猿橋公園周辺(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

山梨県を流れる桂川本・支流のアユのトモ釣りが6月1日解禁。桂川漁協(区域は上流・大月市~上野原市)では、8月末までがトモ釣り期間となっているが、本流、支流ともトモ釣り専用区が設置されており、こちらは9月15日まで楽しめる。

桂川水系のポイントを紹介

本流から紹介しよう。

桂川大橋~松留発電所放水口

1つ目は最下流の桂川大橋~松留発電所放水口で、水量が多いうえ水質もよく、アユが美味しい。河川敷にかなりの台数の車が駐車できる(春に見に行った時は、秋の増水で河川敷が削られあまり台数が停められなかったが修復されていた)。

松留発電所前(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

8月中旬にはサイズがよくなり、時には大アユが数釣れる時(年)もある。秋にはアユが落ちてくるので、最後まで楽しめる。(コロガシをしてオトリを確保し、トモ釣りもできる)。

JR四方津駅と梁川の中間

2つ目はJR四方津駅と梁川の中間で、金畑に向かう橋から下流は道が広いので駐車でき、川に下りられる。淵、瀬、淵とあり岩盤でよさそう。

猿橋公園下

3つ目は猿橋公園下で、オトリ店下から河川敷に下りられる。駐車スペースもかなりある。少し下流に大きな淵があるので、オトリ店前の瀬から上流がいいと思う。放流量も多く期待できる。

高月橋上流

4つ目は高月橋上流にあるオトリ店付近で、川の近くまで車で行ける。上流の瀬がいいと思う。

小泉オトリ店周辺(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

支流のポイントは?

支流は3つあるので、上流から紹介していこう。

笹子川

大月市を流れているのが笹子川。増水時や本流の濁りが取れない時にはアユが遡上してくる。だが、エン堤が多いので魚は下流で止まってしまうが、漁協がしっかりとこまかく放流している。

笹子川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

大月警察周辺から上流のJA裏までがメインとなるが、ここ数年はJA裏はあまりよくなかった。ここから川を2度渡る場所までが放流がおこなわれている。

葛野川

2つ目も大月市内で、猿橋から入る葛野川がある。ここも増水時や本流の濁りが取れない時はアユが遡上してくる。宮古橋下にあるエン堤まで遡上してこられる。

葛野川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

下流側はスーパー(閉鎖)の駐車場脇から河川敷に出られオトリ店もある。宮古橋にも駐車場・オトリ店がある。放流量も多く、かなり上流まで放流されている。

鶴川

3つ目は上野原市を流れる鶴川。ここも同様の逃げ場で、遡上してくる。八ツ沢橋下のエン堤で一度止まり、500mくらい上流の大エン堤まで遡上してくる。ただし、八ツ沢橋周辺は春に大規模な河川工事がおこなわれていたので、影響はあるかと思う。上流の鶴川橋周辺は、駐車場が広い。橋の両側から河川敷に駐車でき、安心して釣りを楽しめる。

鶴川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

最後に上流域に位置する芦瀬橋周辺で、水質は抜群。アユのサイズは大きくならないが、とても美味。昨年釣行したが、とてもいい釣りができた。駐車場所は橋を渡って下流に向かうとある。(かなりの台数)ここから少し上流まで放流されている。

簡単にではあるが本・支流を紹介した。なお本流は入川点がわからない場所もあるので、近くのオトリ店で聞けば教えてくれる。竿は本・支流とも9mでいいと思うが、支流の上流は7~8mでいい。

<週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年5月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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