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20世紀初頭のパリの街並みを描いた作品ほか約70点を展示 『モーリス・ユトリロ展』SOMPO美術館にて開催

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『モーリス・ユトリロ展』ポスタービジュアル

『モーリス・ユトリロ展』が、2025年9月20日(土)から12月14日(日)まで、SOMPO美術館(東京都西新宿)にて開催される。

20世紀初頭のパリの街並みを描いたことで知られる風景画家モーリス・ユトリロ(1883-1955)。画家シュザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれ、7歳のときにスペイン出身の画家・批評家ミゲル・ウトリリョ(ユトリロ)に認知されてその姓を名乗るようになる。幼少期からアルコールに依存しており、中学校卒業後はさまざまな職を転々とするなかで依存症が悪化。その療養の一環として絵画制作を開始する。

モーリス・ユトリロ《サン=ドニ運河》1906-08年、油彩/紙、53.4×74.5cm、石橋財団アーティゾン美術館 (C) Hélène Bruneau 2024

ピサロやシスレーの影響を受けて厚塗りの画面を志向した「モンマニー時代」、パリの街の白壁を独自のマチエールで表現し、アカデミックな絵画とは一線を画す作風を確立する「白の時代」などを経て、その独創的な表現や半ば抽象化された画面空間により、エコール・ド・パリのなかでも特異な存在として高く評価される。鮮やかな色彩を使用した素朴な作品を多く残した晩年の「色彩の時代」まで、生まれ育ったモンマルトルや暮らした郊外の風景を数多くの油彩画に残した作家の画業の全体を振り返っていく。

モーリス・ユトリロ《マルカデ通り》、1909年、油彩/カンヴァス、60.3×81.3cm、名古屋市美術館 (C) Hélène Bruneau 2024

本展は、フランス国立近代美術館(ポンピドゥセンター)の協力のもと、同館所蔵の《モンマニーの屋根》(1906–07年頃)や《ラパン・アジル》(1910年)を含む作品約70点を展示。また、アーカイヴを管理するユトリロ協会から提供された資料を通して、その全貌に迫っていく。

モーリス・ユトリロ《シャラント県アングレム、サン=ピエール大聖堂》、1935年、油彩/カンヴァス、111×130.5cm、公益財団法人ひろしま美術館 (C) Hélène Bruneau 2024

『モーリス・ユトリロ展』の前売券はイープラスほかプレイガイドにて、7月22日(火)午前10時より販売開始。

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