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シャインマスカットを「味噌田楽」にしちゃったの...? 岡山県がまたしても〝斬新すぎる定食〟を繰り出してきた

Jタウンネット

ぶどう田楽(画像は編集部撮影)

2025年7月18日、東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で、斬新すぎるグルメの提供が、始まった。


【画像】斬新すぎるグルメの詳細を見る


フルーツ食堂?(画像は編集部撮影)

夏の岡山を代表するフルーツ、モモとブドウの「全く新しい魅力」に出会えるという、定食である。

「もも定食」と「ぶどう定食」、それぞれ税込3300円。2階にあるビストロカフェ「ももてなし家」で、18~29日の期間に提供される。

定食?(画像は編集部撮影)

主役は、「桃とブルーチーズの焼き春巻き」と「ぶどうとクリームチーズの味噌田楽」。AIが考案した〝架空のグルメ〟を完全再現したメニューだ。

事前に行われたSNSでの投票で、「桃と味噌のグラタン」や「桃入り冷やし担々麺」、「ぶどうとナスの甘辛炒め」に「ぶどうとしらすの冷製パスタ」といった攻めた候補の中から、最も多くの人が「食べてみたい」と思ったメインディッシュ。

それを岡山県美咲町出身で、同町の応援大使も務めるアイデア料理研究家・makoさんが実現させた。

春巻きの中からモモがとろ~り

「モモとブドウがおかずに......?」と目を疑った読者もいるだろう。だが、この2つはおかずに〝なれる〟。記者がそれを知ったのは、1年前だった。

実は岡山県は昨年もモモとブドウの新しい魅力を発信しようと、「ピオーネの肉巻き~酢豚風~」や「白桃コロッケ」を主役にした定食を考案。ももてなし家で提供していた。

記者は緊張しながらそれを食べ、フルーツが思いのほかちゃんとおかずになっていることに、驚いたのだ。

......だが、今年もそうなるとは、限らない。去年のあれは、奇跡だったのかもしれない。記者は1年前と同様、緊張しながら箸を持った。

桃の春巻き(画像は編集部撮影)

まず食べてみたのは、「桃とブルーチーズの焼き春巻き」。

ぱりぱりの春巻きの中から、濃厚なクリームソースと共にとろとろのモモが溶けだしてくる。えっ、コレ、おいしい。意外といける、とかではなく、これはかなり、おいしい!

春巻きに使用されているのは、肉厚な岡山白桃「白鳳」。岡山白桃は繊維質の少ないとろけるような食感が特徴とのことだが、その特徴を申し分なく生かしている。

makoさんいわく、これはモモの上品な甘さやジューシーさを残すことにこだわった一品。旨みの強い鶏肉やエビとあわせ、またモモは火が入りすぎないように最後に入れたのだとか。

makoさん(画像は編集部撮影)

ブルーチーズのクセも、鶏肉やエビの旨み、そしてモモの甘みと上手く調和していて、悪目立ちしていない。AIもmakoさんも、そして岡山白桃のポテンシャルもすごすぎる。

もしかして、味噌汁の具に、なりますか?

ぶどう田楽(画像は編集部撮影)

お次は、「ぶどうとクリームチーズの味噌田楽」。

爽やかで上品な甘さのシャインマスカットには白味噌を、濃厚なピオーネには赤味噌を合わせ、それぞれの良さを引き立てているという。

この田楽で記者が驚いたのは、ブドウと味噌の相性のよさ。

特にピオーネと赤味噌は、抜群だ。ピオーネの濃厚な甘さと少しの渋みが、あまりに赤味噌と合う。

「もしかしてピオーネって、味噌汁に入れてもイイんじゃないか......?」と、新たな可能性が頭をよぎっていくほどだった。

左からmakoさん、岡山県広聴広報課・戸川真由美課長、ももてなし家・木津真之介店長(画像は編集部撮影)

ももてなし家の木津真之介店長によると、もも・ぶどう定食は昨年、完売するほどの人気だった。

今年も1日5食限定なので、確実に食べたいという人は、予約必須だ。

岡山のモモとブドウの新たな魅力、気になる方はぜひ「とっとり・おかやま新橋館」へ。

【晴れの国おかやま・フルーツ食堂】

開催期間:2025年7月18日~29日 開催場所:ビストロ・カフェ「ももてなし家」(東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス・アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」2階) 価格:各3300円(税込)、1日限定5食、なくなり次第終了

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