古墳を”真横”から見渡せる?!五色塚古墳に「ガイダンス施設」が整備されます 神戸市
神戸市垂水区の『五色塚古墳』に、ガイダンス施設が整備されることが分かりました。工事は年明けには開始される見込みで、2026年春に完成予定です。
施設が建設されるのは、古墳北側にある広場です。
古墳の敷地内には元々管理事務所が設けられていましたが、事務所がある場所も史跡の範囲内であることから移転の計画があったそう。施設が整備された後は、施設が管理事務所の役割を担うため、事務所は撤去されます。
神戸市の方によりますと、今回施設が建設されることになった広場にも史跡があるのだそう。そのため施設は史跡のある場所を避けて建てられます。
施設は2階建て。1、2階には五色塚古墳の歴史や価値などを紹介する「展示コーナー」が設けられ、2階には「レクチャールーム」や「展望テラス」が設けられる予定なのだとか。特に目玉は展望テラスで「真横から眺める古墳」を楽しめるそうです!明石海峡大橋を見渡すこともできます。
実際に施設ができる広場から撮影した古墳がこちら。五色塚古墳にある小壺古墳も見渡すことができるので、素敵な景色が楽しめること間違いなしです!
<記者のひとこと>
今年で復元整備50年を迎える五色塚古墳。学校の団体見学などの利用が多いため「屋内施設が設けられることで雨天時でも見学がしやすくなる」といった利点もあるそうです。確かにこれまでは日陰や雨を避けられる場所がなかったため、施設の整備でさらに見学しやすい場所になること間違いなし!さらに最近は海外客もたくさん訪れているので、より賑わいが増えそうです^^
完成予定
2026年春
場所
五色塚古墳
(神戸市垂水区五色山4-1-12)