地元食材を使ったアイデアパンが商品化!「かぼす香る甘太くんの芋あんぱん」 大分商業高校商業調査部 【大分県】
大分県農林水産部主催の「第12回次世代応援地産地消商品開発コンテスト」で、大分県産のサツマイモ・甘太くんとカボスを使用した「かぼす香る甘太くんの芋あんぱん」が最優秀賞を受賞した。大分商業高校商業調査部が半年をかけて考案し、同大会のベーカリー部門で頂点に立ったことから商品化された。九州を中心とする大手コンビニエンスストア1400店舗で販売された。
コンテストに向けて昨年の夏頃からグループに分かれて大分県産のシソを使ったエピや、トリニータ丼をおにぎりにするなどさまざまな意見を出し合い、検討した。最終的に商品化された芋あんぱんは、「おいしさだけでなく、コンビニではあまり見かけないものをつくりたい」という思いから、見た目にも楽しめる花の形にした。部長の後藤穂花(3年)は「自分たちの考えたパンが、まさか最優秀賞を頂けるとは思っていなかった。とてもうれしく、私たちの自信にもつながった」と笑顔を見せた。
半年かけて考案したパンは、九州を中心としたコンビニで販売された
同部はこれまでにも多くの大会で成果を上げている。「第51回大分県生徒商業研究発表大会」では若者の朝食欠食について発表し、優良賞を受賞した。また、岩田産業(福岡市)グループ主催の「SDGsアイデアコンテスト」では、若者の食に対する関心や農家の食品ロス、外食産業の活性化につながるサイクルを生み出すために廃棄されがちな野菜を使った料理動画をSNS(交流サイト)で発信し、特別賞を受賞した。
部活動の成果について、顧問の岸本慧悟教諭は「結果も大事だが、それ以上に部の活動が何か一つでも、生徒たちが社会に出た時の力になっていたらうれしい」と語る。日頃から生徒たちと同じ目線に立ち、自ら考え行動できる自主性を育むことを目指しているという。後藤は「高校生の今しか経験できないことを多くできるのはこの部の魅力。次の大会へのプレッシャーはあるが頑張っていきたい」と話す。今年もまた、高校生らしさが光る斬新なアイデアが生まれることに期待したい。
高校生らしさが光るアイデアを生み出している部員ら
(塩月なつみ)