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川崎モアーズ 70余年の貢献で栄誉 かながわ商店街大賞受賞

タウンニュース

銀柳街のアーケードに立つ飛田店長(左)と吉澤理事長

商業施設・川崎モアーズ(川崎区駅前本町)がこのほど、「第13回かながわ商店街大賞」の大型店・チェーン店部門で大賞を受賞した。川崎銀柳街商業協同組合(以下:銀柳街)の一店舗として、理事を務める等の功績が認められた。

同賞は県内で優れた取り組みを行っている商店街や、商店街と積極的な連携をしている大型店・チェーン店を表彰する。

社長は初代理事長

川崎モアーズが銀柳街の一員になったのは、同商店街が発足した1949年。初代理事長は、当時の岡田屋(現川崎モアーズ)の社長が務めた歴史がある。「ここは創業の地。我々にとって大切な場所」と川崎モアーズの飛田健一店長は語る。現在、同店は銀柳街主催のまちづくり委員会、販促委員会、道路アーケード委員会に参加し、地域に関わる。

呉服販売などのいわゆる百貨店の形態で営業していた頃には、銀柳街の店とのすみ分けに苦労。「ただ、現在のような生鮮から日用品、娯楽までを扱う形に転換してからは、相乗効果が生まれてお互いに良い関係が築けている」と話す。

ピアノで活性化

同店は銀柳街主催のイベントにも積極的に参加し、まちの活性化に努めている。昨年4月〜5月に同商店街主催で行われたストリートピアノフェスティバルでは、両者共同でレンタルしたピアノをアーケード街に設置。市民の自由な利用を呼びかけた。また『ひらけ!ポンキッキ』で有名なキャラクター・ムックを招待して、ピアノコンサートを実施。「若い人からシニアの人まで、多くの人が来てくれて盛り上がった」と銀柳街の吉澤慶太理事長は話す。

今後について、飛田店長は「普段着で来られるお店が多いのが特徴。これからも地域に愛される存在であり続けたい」と意気込んだ。吉澤理事長は「まちの活性化のために、今後も協力してもらえれば」と語った。

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