SHOW-YAの100本ライヴ第4弾、容赦ない演奏と扇状的なパフォーマンス! 2024.9.23@EX-THEATER ROPPONGI
SHOW-YAが9月23日(月・祝)、EX-THEATER ROPPONGIにて“100本ライヴ”の第4弾となる公演を行なった。
1985年のデビューからまもなく40周年を迎えるSHOW-YA。バンドは現在“100 LIVE AGAIN”と題した100本ライヴに再び挑んでおり、これは35年前、1988年4月27日の米国L.A.のTHE ROXY THEATER公演を皮切りに、半年間で100本ライヴを行なった“SHOW-YA 100 LIVE”の再来ともいえる催しだ。
一瞬たりとも気が抜けない瞬間の連続
華やかでしなやか、それでいてハードでスキルフル、円熟味+鮮度が高く、とにかく熱いのがSHOW-YAのライヴだ。この日もレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」をバックにメンバーがステージに登場。キーボードが凛として奏でる壮厳なイントロ、ギターのストレートかつエッジの効いたリフ曲「奪いとれ」からライヴはスタート。2曲目はご機嫌なロックナンバー「LOOK AT ME」、サビの掛け声で会場は早くも一体となる。
ヴォーカルの寺田恵子は冒頭のMCで「40周年に突入しました。“100 LIVE AGAIN”と題して8月31日の(渋谷)eggmanからスタートし、今日が4本目。あと96本あります。道のりは遠いし、老体に鞭打つというかまさに拷問です! でも1本1本楽しみもあるし、1ページ1ページみんなと思い出を重ねられたらと思ってます。ついて来てください!」と呼びかけた。
序盤戦のラストを飾る5曲目「私は嵐」の後、MCを挟んで中盤戦はプログレッシヴなナンバー「兵士の肖像」から始まり、「Keep me in your heart〜夜が来るまで眠りたい〜Blue Rose Bluesメドレー」へ。ぺンライトが会場を演出し、「TOKYOI Scream」と続く。全編英詞のバラード「Don’t runaway」の後は、キーボード、ドラム、ギターの各ソロ・コーナーだ。それぞれの音像の煌めきが粒となり会場に放射され、「Rolling Planet」へとなだれ込む。
終盤戦は、メンバー紹介から本編最後の13曲目「FAIRY」まで、一瞬たりとも気が抜けない瞬間の連続。カテゴリーを超えたSHOW-YAという音楽にオーディエンスが圧倒的に引き込まれる。ベースの仙波さとみとギター:五十嵐☆sun-go☆美貴の絶妙なポジション・チェンジとフォーメーションは今も健在だ。繊細かつ凛々しいフレーズを彩る中村“captain”美紀のキーボード、力強くグルーヴしつつも調和を保つ角田“mittan”美喜のビート、情緒豊かな歌声で艶やかに舞う寺田のステージングは、まさに圧巻!
アンコールでは会場のファンと一緒に、この日から4日後に誕生日を迎えるcaptainをケーキとバースデー・ソングでお祝い。そして最後は、SHOW-YAというよりも日本を代表するロック・ナンバー「限界LOVERS」で会場の熱気も絶頂に! 終始エネルギッシュ&アグレッシヴな容赦ない演奏と扇状的なパフォーマンスで幕を閉じた。
個々の卓越した技術に裏付けされた高い演奏力、それが維持できているのは日々の努力の賜物と言える。観客を巻き込んだその饗宴はまだまだ続く。
SHOW-YA 100 LIVE AGAIN ライヴ情報
日程:2024年9月28日(土)
会場:HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2024年10月13日(日)
会場:横浜ReNY beta
開場 16:15 / 開演 17:00
日程:2024年10月14日(月・祝)
会場:代官山SPACE ODD
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2024年10月18日(金)
会場:目黒鹿鳴館
開場 18:15 / 開演 19:00
日程:2024年11月30日(土)
会場:Thunder Snake ATSUGI
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2024年12月7日(土)
会場:新横浜NEW SIDE BEACH!!
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2024年12月14日(土)
会場:柏ThumbUp
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2024年12月15日(日)
会場:高崎 Club JAMMERS
開場 17:15 / 開演 18:00
日程:2025年1月18日(土)
会場:西川口Hearts
開場 16:15 / 開演 17:00
日程:2025年1月26日(日)
会場:八王子Match Vox
開場 16:15 / 開演 17:00
公式インフォメーション
LIVE | SHOW-YA オフィシャルサイト
(ヤング・ギター編集部)