猫がやりがちな『リモコンにまつわる困り事』3選 テーブルの上に放置しないほうがいいワケ
1.故障の危機が訪れる
好奇心たっぷりな猫は、リモコンをちょいちょいと小突くことがあります。
「これはなんだろう?」と夢中になっているうちに、いつの間にか落下してしまい、猫自身が少し驚いて逃げていくこともあるでしょう。
一方、気をつけたいのが、わざとリモコンを落とす確信犯のパターンです。
リモコンを落とせば飼い主さんに注目してもらえると期待し、繰り返し犯行に及ぶこともあります。
万が一リモコンが壊れてしまった場合は、買い替えが必要になり、大変な手間がかかってしまうでしょう。
さらに、賃貸物件にお住まいの場合は、フローリングに傷がつくと、退去時に原状回復費用が発生するリスクもあるため、十分ご注意ください。
2.誤作動が続出する
猫の手が触れたり、体重がかかったりすることで、思わぬ誤作動が起きることもあるでしょう。
たとえば、テレビのボリュームが大音量になってしまったり、大事な場面で突然チャンネルを変更してしまったりすることが考えられます。
飼い主さんが自宅にいるタイミングであればまだよいのですが、留守中の誤作動には気をつけなければなりません。
万が一エアコンのリモコンが誤作動で切れてしまった場合、快適な室温を保てなくなり、体調を崩してしまう恐れもあります。
猫の手に届かない場所にしまうことが基本ですが、外出先から、手持ちのスマートフォンで操作が可能な機種に切り替えるのもひとつの方法でしょう。
3.行方不明になる
猫にちょっかいを出されているうちに、いつの間にかリモコンが行方不明になり、一時的に家電が使えなくなってしまったという経験はありませんか?
最近では、スリムかつ小型タイプのものが主流になっていることもあって、隙間やカーペットの下などに埋もれてしまうと、見つけるのにも一苦労です。
ネット上では「全然リモコンが見つからない!」と焦って探していたら、実は猫があごの下に敷いてくつろいでいただけという、拍子抜けするような体験談も見受けられます。
さらに、猫ファーストであるがあまりに、なかなか猫からリモコンを引きはがすことができないという、心優しい飼い主さんも多いようです。
猫にとってリモコンは、快適な枕のような存在なのかもしれません。
まとめ
猫によるリモコンへのいたずらは、予告なくやってきます。
リモコンの落下は、本体の故障につながるだけではなく、フローリングなどにも傷がつく恐れがあるため、猫が触れられない場所に保管するようにしましょう。
留守中に、エアコンのリモコンが誤作動で止まってしまうと、室温の調整ができなくなり、猫が体調不良を引き起こす恐れもあるため、十分注意してください。
今後リモコンが行方不明になってしまったときは、猫のあごの下やお腹の下なども、忘れずに探してみてくださいね。