【呪術廻戦】ミゲルについて徹底解説|最強説や強さはどれくらい?領域展開や術式など【ネタバレ注意】
この記事では、ミゲル最強説について、ミゲルの術式から活躍までネタバレ解説・考察しています。作品内の伏線や作品内の情報についてもまとめています。
この記事は最終巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。
ミゲル最強説
ミゲルは作中でも屈指の強さを持つキャラクターとして、読者の間で「最強」ではないかと議論されています。ミゲルが最強であると疑われる出来事について解説します。
百鬼夜行での足止め
五条悟は作中最強クラスのキャラクターとして描かれていますが、百鬼夜行の際、五条自身がミゲルとの戦いで以下のように発言しています。
『1人面倒くさそうな奴がいるな』
『しぶといな』
出典: 呪術廻戦0巻
ミゲルは五条悟を10分以上足止めに成功させており、五条悟を苦戦させました。さらに五条悟に連続打撃を何十回も打ち込まれています。
五条悟の打撃は打撃の瞬間「蒼」を重ねています。乙骨や秤は五条悟の打撃を受けたことがありますが、両者ともに吐くほどの威力です。ミゲルは五条悟の打撃を受けながらも10分以上耐えているため凄まじい耐久力は持っており、呪術界でも上位クラスと言えます。
五条悟からの評価
五条悟にミゲルに対して以下のように評価しています。
『そうだねぇ伝わるか分からないけど、僕とミゲルが術式なし。』
『呪力強化ありの身体能力で競ったら、線の動きなら勝てるけど、点の動きなら多分負ける』
出典: 呪術廻戦29巻第255話
ミゲルの身体能力は五条悟に脅威を感じさせるほどのものであり、ミゲルの身体能力が五条に匹敵するほど高いことがわかります。
作者である芥見下々からの評価
作者である芥見下々は呪術廻戦0巻のおまけページでミゲルを以下のように称しています。
芥見下々
『百鬼夜行MVPはミゲル』
出典: 呪術廻戦0巻おまけページ
呪術廻戦0巻では五条悟や乙骨憂太、夏油傑などの実力が登場する中、それらの猛者を抑えて、ミゲルが百鬼夜行のMVPに選ばれました。芥見先生の認めるほどであり、実力者であることがわかります。
人外魔境新宿決戦~宿儺との対峙~
呪術廻戦の人外魔境新宿決戦において、憂憂(ういうい)が宿儺に襲われそうになった際、ミゲルが間一髪で憂憂を救出しました。ミゲルは、まるでブレイクダンスを踊るかのように軽やかに宿儺の攻撃を全て回避しました。
さらに宿儺の拳をいとも簡単に受け止め、反撃として強烈な一撃を宿儺の腹部に叩き込みました。他の多くの術師が負傷する中、ミゲルは宿儺の攻撃を受けたラルゥを介抱していましたが、自身はほぼ無傷でした。
宿儺が弱っていたとはいえ、宿儺の攻撃をほぼ無傷で凌いだミゲルの実力は驚異的です。ラルゥが撤退を促す中、ミゲルはまだ戦える状態であり、もしミゲルが戦闘に参加していれば、戦局はより有利になっていた可能性があります。
人外魔境新宿決戦でのミゲルの戦いぶりは、彼が宿儺と互角以上に渡り合える実力を持つことがわかります。
真希の発言から
呪術廻戦30巻269話では、人外魔境新宿決戦後の反省会が描かれています。その中で真希が
真希
『あの助っ人外国人!! あいつらがはじめからいたら 話は変わったろ!!』
出典: 呪術廻戦30巻269話
と発言しています。この発言に対して、そこにいた全員がそれはそうと同意しています。ミゲルらの存在が戦局を大きく左右するほど重要であり、ミゲルは冥冥や日下部等が認めるほどの実力者であったことをわかります。
人外魔境新宿決戦の参戦の裏
ミゲルは、人外魔境新宿決戦に参戦しました。参戦には条件がありました。ミゲルが参戦した理由と条件について解説します。
参戦した理由
乙骨が人外魔境新宿決戦の参戦を頼みに行った際、ミゲルは五条悟に一度負けており、五条悟が負けるかもしれない相手と戦うのは嫌だと断りました。
乙骨が宿儺にトドメを刺さなければ、ミゲルの祖国にも被害が及ぶと説得を試みますが、ミゲルは五条悟が負けるような化け物と戦うよりましであると頑なに考えを変えませんでした。
ミゲルはラルゥの意見を聞き、ラルゥは以下のように答えます。
『お墓参りに行ってご飯を食べてじゃあまたねって手を振るように、一生懸命戦って天国に向かって元気でやれよって伝えましょう』
出典: 呪術廻戦29巻第255話
ミゲルはどう考えても地獄だロとつぶらきます。ミゲルはラルゥの言葉に心を動かされ、羂索に乗っ取られた夏油傑の肉体を取り戻すためではなく、仲間たちと共に、夏油傑を弔うために戦いに参加することに決めました。
ただし、ミゲルは宿儺には勝てないと見ており、いくつかの条件を付けての参戦となりました。
人外魔境新宿決戦でも参戦の条件
ミゲルが人外魔境新宿決戦に参戦するために出した条件を以下の通りです。
五条と乙骨が敗北した後、宿儺が領域展開を使えなくなった場合にのみ参戦する
そして、実際に五条と乙骨が敗北し、宿儺が領域展開を使えなくなった状況を確認したため、ミゲルは人外魔境新宿決戦に参戦しました。ミゲルとラルゥは、人外魔境新宿決戦の成り行きを何らかの形で観戦しており、上記の条件が満たされたタイミングで参戦するために待機していたと考えられます。
ミゲルの行動
ミゲルの行動について解説します。
夏油傑と出会い
夏油一派はただ夏油傑のことが好きだったから夏油傑についていったと話しています。
ミゲルは呪術が色濃く根付く日本とは対照的に、呪霊の発生が稀なケニア出身の呪術師です。呪術界では海外の呪術師は、その希少性ゆえに特異な存在として知られています。ミゲルは夏油傑にスカウトされ、夏油傑の思想に共鳴し、行動を共にするようになりました。
人外魔境新宿決戦において、ミゲルはラルゥとの会話の中で、夏油傑を王にしたかったという強い願望があったことを語っています。夏油一派は夏油傑の人間性や品格などに惹かれています。
夏油傑への愛を奈々子や美々子ほどの表に出してはいませんが、ミゲルもまたその一人であり、夏油傑への深い敬愛と忠誠心を抱いていました。
百鬼夜行後の行動
夏油一派は百鬼夜行で逃げることができました。しかし、ミゲルらが逃げれたのは五条悟が見逃してくれたためです。
奈々子や美々子らは羂索に夏油傑の肉体を乗っ取られたため、夏油傑の肉体を取り戻すために羂索に協力していました。ミゲルやラルゥは百鬼夜行で見逃してもらった義理を返すために高専と協力していました。
高専との協力
ミゲルは百鬼夜行で見逃してもらった義理を乙骨と黒縄を探すことで返しました。
黒縄はミゲルの祖国の呪具であるため、日本には出回っている品物ではありません。黒縄の正体もわからなかった可能性があり、ミゲル自身に聞くことで詳細を知った可能性があります。黒縄を探すにはミゲルの協力は必要不可欠だったと考えられます。
ミゲルの強さの秘密
ミゲルが最強と言われるにはミゲルの術式と肉体、呪具に秘密があります。ミゲルの強さの秘密について解説します。
ミゲルの術式
ミゲルの術式は「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」です。「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」は肉体でリズムを刻むことで呪いを打ち払い、自身の身体能力を飛躍的に高める能力です。
領域展開は行わず、自身と相手にバフ・デバフの効果を付与するシンプルなものですが、ミゲルという特異な才能を持つ術師が使用することで、その効果は絶大となります。
他の術師が使ってもここまでの強化は難しく、五条悟が脅威を感じるほどの身体能力をミゲルにもたらしました。
黒縄の能力
黒縄は、特異な呪いが込められた呪具であり、あらゆる生得術式の効果を打ち消し、相殺する能力を持ちます。五条悟との戦いでは、その能力で五条の術式を阻害し、重要な役割を果たしました。
百鬼夜行以降、黒縄の登場がないことから、五条戦でミゲルが所持していた黒縄は全て使い果たしたと考えられます。
黒縄は非常に貴重な品であり、ミゲルの故郷の術師たちでさえ、1本の黒縄を編むのに何十年も費やすほどです。ミゲルと乙骨が黒縄を求めてミゲルの故郷を訪れた際にも黒縄は存在せず、その希少性が際立っています。
ミゲルの肉体
ミゲルの強さの根源は、その肉体にあると言えるでしょう。
呪術師の大部分は日本人ですが、ミゲルはケニア出身であり、日本人とは異なる骨格(フレーム)や筋肉(フィジカル)を持っています。呪力量は不明ながら、その肉体は日本人よりも遥かに強靭で力も強いです。
そのため、元々優れた肉体を呪力で強化することで、さらに圧倒的な力を手に入れることができるのです。
まとめ
以上、ミゲル最強説について、ミゲルの術式から活躍までの考察や既出情報についてまとめました。
ミゲル・オドゥオールは、五条悟を足止めし、宿儺とも互角以上に渡り合う実力者です。作者もミゲルを高く評価し、その強さは作中でも屈指であり、読者の間で「最強」との声も上がるのも当然です。
独自の術式、特級呪具、そして強靭な肉体がミゲルの力の源となり、登場シーンは少ないながら、その実力がわかるほどの人物でした。
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