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悲しすぎる邪視の過去&ジジ大活躍!──2025年夏アニメ『ダンダダン』第14話(第2期 第2話)「邪視」を振り返ろう! 第15話(第2期 第3話)「ゆるさねえぜ」の注目ポイントもご紹介!

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年7月より放送が始まったTVアニメ『ダンダダン』第2期。原作は龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』で、現在もマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の人気作品です。

超能力に目覚めた女子高生・モモと妖怪の力を手に入れた男子高生・オカルンが、仲間たちとともに襲い来る妖怪や宇宙人と戦いを繰り広げるオカルトバトルが大きな魅力。それに加えて高校生らしい友情やピュアな恋模様の描写もファンの心を掴んでいます。

7月10日には第14話(第2期 第2話)「邪視」が放送されました。前話(第13話/第2期 第1話)では、ジジの自宅がある地域の地主・鬼頭家一族に襲われ、呪いの家の地中深くに落とされてしまったモモたち。そこで大蛇様と呼ばれている巨大ミミズ・モンゴリアンデスワームと遭遇したのでした。

本稿では第14話(第2期 第2話)「邪視」を振り返り! 原作との違いやSNSの反応などに触れながら内容を振り返っていきます。さらに、次回の注目ポイントもお届けします!

※本稿にはネタバレ要素が含まれます。

前回(第13話)の振り返りはこちら

【写真】夏アニメ『ダンダダン』第14話(第2期 第2話)「邪視」を振り返り

呪いの家の真相、邪視の悲し過ぎる過去が明らかに

本話でメインとなったのは呪いの家の真相と邪視の悲し過ぎる過去でした。ジジの自宅があんな坂の上にあったのは、山を削って作った土地だったからではなく、歴代の家を埋め立ててきたからだったんですね……。モモやオカルンが息も絶え絶えに長い階段を登っていたシーンが伏線だったとは驚きです。

それ以上に視聴者を驚かせたのは邪視の悲し過ぎる過去。大蛇の供物として小屋に閉じ込められて一度も友達と遊ぶことなく身を焼かれていった幼い邪視の姿があまりに丁寧に描かれており、胸を抉られるような思いをした方もきっと多いことでしょう。

「怖いと思ってたけどこんな悲しい過去があったなんて…」「辛すぎて泣いた」「これは怨霊になっても仕方ない」と視聴者からも同情の声が多数寄せられています。

それにしても、幼い邪視の記憶に鬼頭ナキと思われる人物が何度も登場していましたね。大蛇伝説の伝承では200年間一度も噴火していない、と言い伝えられていますし、地中深くに続く歴代の家を見る限り、邪視が閉じ込められていた一番古いものから現在まで、数百年は経過しているでしょう。

長きに渡り姿を変えず生き続けている鬼頭ナキ。彼女は一体何者なのでしょうか……。

仲間のために奮起し、妖怪にも寄り添うジジ

本話で一際活躍を見せたジジ。これまでのおちゃらけキャラではなく、強く優しい人柄が前面に出ていました。

まず、自殺しようとするモモとオカルンを必死で止めながらモンゴリアンデスワームからも守れる力強さ。モモが超能力で操るガラスから身を挺して守っていたシーンはあまりに痛々しすぎて思わず目を顰めてしまいました。

自分以外に頼れる人がいない絶望的な状況でも、「ガンバレ、オレ!」と自分を鼓舞し、ターボババアも含めて全員を助けようと奮闘する姿からは彼の優しさと強さが感じられました。

原作の編集者である林士平さんも自身のXでジジを応援するポストを投稿しています。

 
さらに、邪視の悲しい過去を知ったジジは、恐ろしい姿の妖怪にも寄り添います。何百年もひとりぼっちで閉じ込められたままだった邪視。取り憑くのが目的だったとはいえ、ジジが地中まで探しに来てくれたのは嬉しかったのではないでしょうか。

いっしょに遊びたい、と言う邪視に対し、いつもの軽いノリで「ガンガンあそんじゃおうぜ!」と誘うジジ。彼の強く優しい人柄を見た後だからこそ、おちゃらけた姿に邪視への優しさや愛情が感じられましたね。

本話の活躍を見て「自分が傷ついても友達を守ろうとしたり邪視に優しくしたり…ジジいい子すぎる」「ジジカッコ良すぎてキュンとした」など一気に心を掴まれた視聴者も多いようで、なかには「モモ推しだったけどジジ推しになった!」という声も。

しかし、そんな優しさに付け入られて取り憑かれてしまったのもまた事実。意識までも邪視の思うがままとなり、あんなに大切にしていたモモのことも容赦なく攻撃してしまいます。強く優しいジジは果たして戻ってくることができるのでしょうか。

今回のアニメオリジナルシーンは?

ここからは本話のアニメオリジナルシーンを一気にご紹介していきます。気付いた方も気付かなかった方も、原作未読の方も漫画と見比べてみてはいかがでしょうか。もちろん、下記以外にも細かい違いはありますので、そんなシーンもぜひ探してみてくださいね。

オカルンが正気を失って変身し苦しむシーン

原作でも正気を失うシーン自体は描かれていますが、変身までしてしまうのはアニメオリジナル。より狂気を感じられるシーンとなっていましたね。

焼け爛れた邪視

大蛇の供物として捧げられ、焼け爛れた姿となった邪視は原作では描かれていません。いっしょに遊びたいという純粋な思いを抱きながら身を焼かれた邪視の悲惨な過去に、涙せずにいられませんでした。

邪視が過ごした歴代の家でのシーン

幽霊となった邪視は同じ場所に住む歴代の家族の悲惨な末路を見てきました。アニメでは3つの世代の家族が描かれていましたが、原作では一番現代に近い家族のシーンだけが描かれています。

邪視の白髪と囚われるジジ

原作では、地底に閉じ込められていた邪視の遺体には髪の毛はありませんでしたが、アニメでは長い白髪が生えています。幽霊となった邪視の髪がだんだん伸びているのもアニメだけです。ジジがその白髪に囚われ、邪視に取り憑かれてしまうシーンもアニメオリジナルのシーンでした。

第15話(第2期 第3話)「ゆるさねえぜ」の見どころ

邪視に襲われピンチに陥ったモモを助けに入ったオカルン。SNSには「最後のシーンめっちゃ熱い!」との声も寄せられています。

次回の見どころはオカルンと邪視ジジとのバトル。スピード感のある戦いは抜群の見応えが期待されます。さらに、オカルンとジジの友情が垣間見えるところもきっと視聴者の胸を熱くするでしょう。

また、モンゴリアンデスワームも全く片付いておらず、モモたち自身も地中に落とされたままの状況であるため、彼女たちがこの難局をどう打破していくのかも注目ポイント。第15話も熱い展開が楽しみです!

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