サンマで”命”学ぶ 白鳥幼稚園で食育学習
平塚市河内の白鳥幼稚園(渥美直美園長)で10月30日、サンマを使った食育学習が実施され、年長組の園児約80人が旬の味覚を楽しんだ。
当日、園庭では炭火で焼かれた約100尾のサンマの煙が食欲を誘う中、給食室のスタッフによる「命の授業」が行われた。新鮮なものの見分け方や生態などを学びながら生のサンマを手に取った園児たちは、「冷たくてプニプニしてる」「血が出てきた」など思い思いに感想を話していた。
10年前から毎年欠かさず実施している同学習。園児たちはその後教室に移動し、焼き立てのサンマ丸々一尾を使って箸の使い方も学んだ。
渥美園長は「命に感謝しながら”いただきます”と言えることで、食べ物を残さず美味しく食べれるようになってくれれば」と話した。