『猫がいる家』に遊びに行くときの6つのマナー 迷惑なお客にならないための立ちふるまいとは
1.すぐに触ろうとしない
猫が近くに来てくれたとしても、すぐになでようとすると猫が驚いてしまう可能性があります。猫が近くに来たら、あいさつをすることがポイントです。
指先を猫の鼻の前に出してにおいを嗅いでもらいます。その後は、猫の気が済むまでにおいを嗅がせてあげましょう。
ニオイチェックが終わった猫が離れずにその場にいたら、おもちゃで遊び、仲良くなれたらスキンシップに挑戦してみましょう。
2.猫を追いかけ回さない
飼い主さんの知り合いとはいえ、猫にしてみればお客さんは知らない人、慣れていない人、信頼していない人です。
追いかけられたら猫は怖いと感じて逃げます。猫によってはストレスで体調を崩す可能性もあります。猫の方から近づいてきてくれるまでそっとしておいてあげましょう。
3.大声、大きな音は出さないようにする
猫は突然の大声や大きな音が苦手で、驚いて怖がり、隠れてしまうことがあります。猫を見て大きな声で「可愛い!」と言ってしまうと猫が驚いてしまうかもしれません。
ドアを閉める音や足音などが大きい場合も警戒されてしまう可能性があるので注意が必要です。猫に対しては小さめの声でやさしく話しかけるようにしましょう。
4.猫の目を見つめない
信頼関係のない人に目を見つめられると猫は警戒してしまいます。猫同士では相手の目を見つめることは敵意があるという意味だからです。猫を見るときは、笑顔で目を細めたり、目があったときはゆっくり瞬きをするか目をそらして、敵意がないことを伝えましょう。
5.強いにおいがするものをつけていかない
猫は強いにおいが苦手です。香水、洗濯洗剤、柔軟剤、タバコ、アロマオイルなどの強いにおいがしないようにしましょう。
アロマオイルはにおいを嗅いだだけで中毒を起こす猫もいると言われています。強いにおいが猫の体調に影響する場合もあるので、猫のいる家を訪れる際は注意が必要です。
6.猫への手土産に注意
猫にお土産を持っていったら喜ばれるかもしれませんが、事前に飼い主さんに確認しておいた方がいいかもしれません。
おやつを与えていない飼い主さんもいますし、体調管理のため食べられるおやつが限られている猫もいます。おもちゃは、壊れやすいものがあったり、誤飲やケガを防ぐために飼い主さんが猫に与えないようにしているおもちゃのタイプがあったりします。
猫によっておやつやおもちゃの好き嫌いもあるので、確認しておくと安心です。
まとめ
猫がいる家に遊びに行くときは、猫のストレスにならないようにすること、飼い主さんを困らせないようにすることがマナーです。猫が嫌がることをしないで、猫のペースにあわせるようにしましょう。