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夏には店の前に長蛇の列ができるそうめんの人気店、富山県上市町の「そうめん金龍」。

すっきりした味わいで“飲み干せる”と評判のつゆに、美しく整えられたそうめんがキリッと盛り付けられていて、この1杯を食べるために県内外から多くの客が訪れます。

そんな「金龍」のそうめんですが、実は冬にも人気のあったかメニューがたくさんあります。

「夏しか行ったことがない…」なんて人は、もったいない！ 寒い季節に食べたい金龍のにゅうめんメニューを紹介します。

冬はあったか！ 金龍のにゅうめんシリーズ

ダシが香る、風味が広がる…もうひとつの名物「にゅうめん」

冷たいそうめんがあまりにも有名すぎて意外に知られていませんが、「金龍」では冬の「にゅうめん」も人気です。

つゆは、カツオ、昆布、椎茸、アゴなどからダシをとり、甘みのあるトナミ醤油で味を調えています。冷たいそうめんの出汁と同じく“飲み干せる”ほどあっさりしていますが、にゅうめんのほうは出汁を低温抽出してから火にかけることで、深みのある味に仕上がっています。

麺は淡路島の手延べそうめんを使用。3年熟成させたもので、うまみがぎゅっと凝縮。すするとダシの香りや風味がさらに広がり、体に染み入ります。

シンプルなにゅうめんは、そうめんとつゆの旨さを存分に堪能できる1杯です。

冷たいそうめんの薬味には万能ネギにおろしショウガがついてきますが、あたたかいにゅうめんにはコショウをかけて食べるのが「金龍」流。味にパンチが出て、さらに旨さが後を引きます。にゅうめんを食べる際には、ぜひお試しを。

具だくさんすぎて、まるで鍋!? 「かき揚げにゅうめん」

こちらは、にゅうめんにかき揚げがトッピングされた「かき揚げにゅうめん」。

「かき揚げにゅうめん」とは言いますが、ご覧の通り、まるで鍋料理のようにたくさんの具材が盛られていて、食べごたえのある1杯です。

透き通った出汁つゆに、かき揚げの油や野菜の旨みが染み出て、奥行きのある味わいに。たっぷりと出汁を吸った具材で味の変化も楽しめます。

ガッツリ食べたい人には特にオススメのメニューです。

「山菜にゅうめん」や「カレーにゅうめん」も！

山菜にゅうめんも、丼からはみ出すほどの山菜がたっぷり。

里山ならではの地元の山菜をはじめ、国産の山菜を使用し、手間暇をかけて仕込むことで、滋味深い味わいを楽しむことができます。

「金龍」ではサイドメニューのぜんまいやわらびなども人気なので、あたたかいにゅうめんと一緒に食べられるのはうれしいポイントです。

一風変わったメニューとして、カレーにゅうめんも。

しいたけで丁寧にとった出汁が効いたカレーライスは、リピーターがたくさん訪れる人気のメニューです。そんな自慢のカレーとにゅうめんが一体になったカレーにゅうめんは、つゆにこだわる金龍ならではの1杯です。

そのほかにも山かけや海老天などもあり、にゅうめんのラインナップは充実しています。全種類食べてみたくなるほどです。

▽金龍のカレーに関する過去の記事はコチラ▽

サイドメニューで抜群の人気！「里芋田楽」

地元・上市の特産品であるサトイモを使用した田楽も冬の人気メニューです。

味噌にゴマやナッツを加えた、コクのある味つけ。サトイモ特有の粘り気と、ほくほくでトロっとした食感に、田楽味噌がからんで、噛むたびにおいしさを実感できます。

「金龍」でそうめんを食べずに、この田楽とライスだけを注文する客もいるほどの人気ぶりなんだとか！

夏だけでなく、冬もオススメのメニューが目白押しの「金龍」。ちなみに、冷たいそうめんは冬でも注文可能です。冬のお気に入りメニューを見つけてみてください。

出典：KNBテレビ「いっちゃんKNB」
　　　2024年11月19日放送
記事編集：nan-nan編集部

【金龍　大岩店】
住所　富山県中新川郡上市町大岩11
営業時間　11:00～14:00
定休日　木曜（4～9月）、火・水・木曜（10～3月）