旅路の寄贈物が昭和レトロ!なぜ、松島で展示⁉【宮城県松島町】
日本三景で有名な宮城県松島町の中心観光地から少し離れた場所に昭和のレトロ感を楽しめるスポットがある。それは「松島レトロ館」だ。
松島レトロ館を訪れた筆者は早速館内を一周した。
コミック漫画から雑誌、有名人ポスターまでと展示は多岐にわたる。
昔ながらのお店の再現もあった。
ここにも昭和アイテムがぎっしりと。
昭和ならではの玩具
来館者が遊べるスペースもあった。
松島町に住む館長の梶山秀樹(かじやま・ひでき)さんは、秋田県の秋の宮温泉郷に旅行した際、60年以上かけて集められた50万点にもおよぶコレクションを展示している「油谷これくしょん」(2010年閉館、後に秋田市へ移転)を訪れたくさんの展示品を見学し「これを松島でも展示できないだろうか?」と思ったそうだ。
そこから「油谷これくしょん」の展示品の一部を寄贈してもらい松島レトロ館を開き現在に至っている。
開館したのは2003年で、2021年に町の中心部から現在地へ移転した。
老若男女が楽しめるスポットであるが、特に若い世代の来館者が多いそうだ。昭和が始まって100年が経とうとしている今もなお、親しまれているスポットだ。
梶山さんは「昭和」を伝えていきたいと意気込む。
松島を観光しながら昭和レトロを楽しむのはいかがだろうか。年中無休で、毎日訪れることができる。松島を再発見できる、松島観光のもうひとつの魅力になりそうだ。
情報
開館時間:9~17時(年中無休)
入館料:一般 400円 学生(中高生) 300円
小学生 200円
幼児 無料団体
10人以上各50円割引
アクセス:
東北本線松島駅から南へ約10分
仙石線松島海岸駅から北東へ約20分
※2024年12月1日すべて筆者撮影