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部活代わりにお手伝い!新井高校の生徒が地域課題解決にむけた取り組みを発表!

上越妙高タウン情報

農業の担い手不足や空き家の増加など、地域の課題を探ってきた県立新井高校の生徒が解決に向けた取り組みを、10月5日(土)に開かれたまちづくりをテーマにしたシンポジウムで発表しました。

 

地域の課題を探ったのは新井高校の生徒20人です。今年8月、高校生や大学生の発想をまちづくりに生かす筑波大学のワークショップに参加しました。「農業」や「空き家」など4つのテーマごとに市内の農場や観光地などを訪れ、関係者から困り事や悩みを聞いて解決方法を考えてきました。

シンポジウムでは解決に向けた取り組みを市民などを前に4つのテーマごとに発表しました。

このうち「農業」がテーマの班は、担い手不足によって耕作放棄地が増えている問題に目を向けました。そこで生徒が提案したのは「アグリレスキュー」と呼ばれるプロジェクトで、高校生が部活動の代わりや放課後の時間を活用し、農作業を手伝います。

これにより、農家の負担が減って耕作放棄地を減らせるほか生徒が農業に関心をもち、将来、仕事の選択肢が増えるメリットがあると説明しました。

生徒
「生産者とコミュニティを作りながら若者が農業に関わる環境を作りたい」

さらに部活動の時間が減ることで、教員の負担も減らせると話しました。発表のあと会場にいた人から生徒への質問がありました

Q:部員で農家のもとへレスキューに行くのか?
A:部としての活動なので部活動としてレスキューをする

新井高校生徒
「社会問題を考えることが少なかった。大学生や妙高市の人と話すことで知らないことを深めることができた。気難しいイメージだったけど楽しく活動することができた」

新井高校生徒
「当たり前だと思っていたことが社会問題につながっていることもある。これから社会問題を見つめていきたい」

麗澤大学 大澤義明教授
「耕作放棄地の難しい問題にチャレンジしているのは印象的だった。若い世代には、素直な気持ちで見て情報発信してほしい」

市では今回、生徒が発表した取り組みが実現できるか検討することにしています。

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