若松市民会館小ホールで第65回「葦平忌」開催 記念はがきのプレゼントも【北九州市若松区】
若松市民会館小ホール(若松区本町3-13-1)で1月19日、「第65回葦平忌」が開催されます。
65回目の開催を記念して作成した記念はがきが来場者にプレゼントされるそうです。
65回目の開催を記念して来場者に記念はがきをプレゼント
例年、若松出身の芥川賞作家・火野葦平(本名:玉井勝則)を偲んで「葦平忌」を開催。尺八吹奏や舞踏、朗読や筑前琵琶、五平太ばやし、合唱などを実施予定です。献花も行われ、献花料は1人200円です。
また、65回目の開催を記念して来場者に記念はがきをプレゼントします。
火野葦平とは
火野葦平(本名:玉井勝則)は、若松区出身の小説家で、石炭仲士業の家に生まれました。小倉中学校在籍時から投稿を始め、中国戦線従軍中「糞尿譚」で第6回芥川賞を受賞。
その後「麦と兵隊」にはじまる「兵隊三部作」で、流行作家となります。戦後は一時、公職追放されますが「花と龍」「革命前後」等を執筆。同人誌「九州文学」の中心的存在でもあり、日本芸術院賞も受賞しました。
昭和15年からその生涯を終えた昭和35年までの大半を過ごした旧居「河伯洞」は、文化財公開施設として一般公開しています。
詳細は、若松市民会館のホームページで確認できます。
※2025年1月17日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)