ミャクミャク来仙!東北にも万博だよりが届くストアが期間限定でオープン!【宮城県仙台市】
アエル(仙台市青葉区)1階アトリウム(入口付近)にて撮影会に現れたミャクミャク
2025年4月13日に開幕する2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)まで2カ月を切った2月14日、2025年大阪・関西万博公式キャラクター・ミャクミャクが来仙。
狙いは3月23日までのおよそ1カ月間にわたって、丸善仙台アエル店の書店内に「2025大阪・関西万博オフィシャルポップアップストア」を開店し、万博に対する魅力を発信することである。
今もなお、大阪・関西万博のチケット販売は苦戦状態にありつつ、原則予約制を導入していながら当日券の検討を打診されるほど、販売目標に達していないのが現状である。多くの人に観てもらうため、いかにして現状打破するかが試されている。
筆者も一人でも多くの方々に来場してもらえることを心から願っている。
撮影会の当日は平日にも関わらず、多くの人が駆け付け、ミャクミャクを撮影する様子が見られた。
「最初は怖いイメージだったが、楽しくて(ミャクミャクも)可愛らしかった」と話した女性もいた。筆者もこれほどの人気ぶりには大変驚いた。
オフィシャルポップアップストアには、ミャクミャクのぬいぐるみの他、伝統工芸品、お菓子、キーホルダーなどの土産品などが揃った。品種は約250種類程度と多岐にわたる。見るだけでも大阪・関西万博に行った気分になりそうだ。
今回、期間限定でオフィシャルポップアップストアをオープンした理由を筆者は聞いた。
副店長の三塚まどかさんは「東日本大震災の復興関連も含めてのこと」と話し、大阪・関西万博では「復興のストーリー」展示を行うなど、東日本大震災の復興関連事業と連動していることが伝わった。
さらに、2025大阪・関西万博のマスターライセンスオフィス代表業務執行者の西村宣浩さんは「大阪を含む関西だけではなく『日本国際博覧会』として考えていただきたい。東北の皆さんにも、ぜひ、万博に来てほしい」と、力強く話してくれた。苦戦する一方で精力的にPRする活動の様子が痛切に伝わってきた。
関西や東北に限らず、全国や世界中の方々にも魅力が広がって大阪・関西万博の来客数が増えることを心から願うばかりである。
※写真は2025年2月14日、すべて筆者撮影