「重曹」で汚れが落ちる効果的な“4つの掃除方法”→「皮脂汚れや角質汚れにもぴったり!」
「重曹は手軽に購入できるから普段の掃除に取り入れたい」と思っている方はいませんか? 重曹で掃除ができる場所は自宅にたくさんあるんだそう。今回はライオンケミカル株式会社の方に、「重曹を使った効果的な4つの掃除方法」について教えていただきます。
教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
1.キッチンの油汚れ
重曹はキッチンの油汚れに効果的で、頑固な汚れもすっきりと落とすことが期待できます。重曹の研磨作用と吸着作用により、こびりついた汚れもしっかりと浮かせて取り除くんです。
〈掃除の手順〉
1. 重曹を水で溶いて、ペースト状にする
2. ペーストを汚れに塗り込んで少し時間をおく
3. こすり洗いをする
4. 洗い終わった後は、洗剤と水でしっかりと流す
2.お風呂の皮脂汚れや角質汚れ
お風呂場の壁面や床に付着した皮脂汚れや角質汚れは、重曹で掃除ができます。毎日使うお風呂場は、皮脂汚れや角質汚れが蓄積しやすい場所です。ぬらしたスポンジに重曹をつけて汚れをこするようにします。すると、蓄積した汚れも徐々に浮き上がり、効果的に除去が可能です。浴槽や床は、重曹の粉を直接まきましょう。ブラシやスポンジでこすり洗いをし、シャワーでよくすすぎ洗いしましょう。掃除の最後に乾いた布で水分を拭き取って完了です。
3.フローリングの汚れや臭い
重曹を水に溶かして掃除に使うことで、汚れや臭いを効果的に吸着できます。水に溶かした重曹をモップやクロスに含ませて、床やクロスを丁寧に拭きます。フローリングの掃除には、マイクロファイバークロスを使うのがおすすめです。拭き掃除の後は水拭きをして、重曹をしっかりと取り除くことがポイントです。重曹を使って、快適な生活空間を保ちましょう。
4.調理器具についた油汚れや臭い
水に溶かした重曹は、調理器具についた油汚れや臭いにも効果的です。重曹が使える器具は、以下の通りです。
・鍋
・フライパン
・やかん
・網じゃくし
・五徳
・まな板
水に溶かした重曹に、上記の調理器具をつけ置きします。すると、重曹が汚れや臭いを吸着してくれるんです。つけ置きをした後はスポンジでこすり洗いをし、水でよくすすぎましょう。
重曹を使って効果的に掃除をしよう
重曹を掃除に取り入れるときは、重曹の効果をいかせる掃除方法を取り入れましょう。重曹は普段、使うキッチンやお風呂場、リビングなどで大活躍します。普段使う場所だからこそ清潔に保ちたいですよね。
※重曹はアルミニウムや銅、真鍮、大理石、ガラスやプラスチックは傷がつく可能性もあります。掃除前に掃除対象物の素材を確認、また説明書等にて当記事の方法(使うグッズや洗剤など)で問題ないか事前にご確認ください。
ayako/ライター