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「外国人が継続して住みたい」と思える都道府県ランキングで福岡県は僅差の第2位

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「外国人が継続して住みたい」と思える都道府県ランキングで福岡県は僅差の第2位

日本においては今日、300万人以上の在留外国人(外国人登録者)が、暮らしています。彼ら・彼女らにとって、「住み続けたい」と思っている都道府県は、どこなのでしょうか? 先日、興味深いランキングが発表されました。

「外国人が継続して住みたい」都道府県のトップ5は東京都、福岡県、愛知県、大阪府、神奈川県

画像提供:グローバルパワー

 

【外国人が継続して住みたい!と思える都道府県ランキング】
第1位:東京都(51.7%)、第2位:福岡県(51.5%)、第3位:愛知県(49.6%)、第4位:大阪府(48.8%)、第5位:神奈川県(48.1%)……。

 

 

外国人材向け就職・転職情報サイト『NINJA』を運営する株式会社グローバルパワー(東京都台東区、竹内幸一社長)は2024年7月22日、『外国人が継続して住みたい!と思える都道府県ランキング』を発表した。
同ランキング結果によると、福岡県は、トップだった東京都と僅差で第2位となっている。

 

 

同社では、自社サイトNINJAに登録している会員のうち、履歴書を公開して「スカウト受信OK」の設定をしている会員4万1619人(2024年5月27日時点)について、現住所を就職希望先に指定しているかどうか調べて、都道府県別でのランキングを作成した。
外国人が継続して住みたい!と思える都道府県ランキングの結果について、同社では、「全体的に外国人対象の求人が少ないエリアが、現地での就職希望率が低い傾向にあります。住み慣れた地であっても、仕事の選択肢が少なければ他県へ流出する傾向があると予測されます」とのことだった。

 

 

そして、第2位になった福岡県について、下記のように分析している。
「特筆すべきは福岡県で、上位ランクの中でも外国人対象の求人数は少なく、大学設置数も5位にも関わらず、継続して住みたいランキングでは東京都に次いで2位となっています」
「これは県内の福岡市が、アジアの玄関口としてのリーダー都市をめざし、様々な国際イベントや交流プログラムを開催していること、またグローバル創業・雇用創出特区として外国人がビジネスしやすい環境を整えていることが要因と考えられます」

 

 

2004年8月に設立した株式会社グローバルパワーでは、日本語ビジネスレベル(N1/N2)にある高度外国人の人材紹介や人材派遣、および日本最大級の外国人転職情報サイトであるNINJAの運営を手掛けている。

 

画像提供:グローバルパワー

 

 

福岡県内で外国人の多い自治体トップ5は福岡市、北九州市、久留米市、糸島市、飯塚市

出所:『福岡県の国際化の現状(2023年版)』

 

福岡県国際局国際政策課がまとめたデータブック『福岡県の国際化の現状(2023年版)』によると、2022年12月末時点における福岡県内の在留外国人数(外国人登録者数)は、8万9518人だった。
日本全国の総数が307万5213人であり、全国シェアは2.91%となっている。
2022年12月末時点での福岡県の在留外国人数(外国人登録者数)および全国シェア率は、共に過去10年で最高値を記録している。

 

 

福岡県内における在留外国人数(外国人登録者数)の多い上位5自治体は、第1位:福岡市4万1582人(県内シェア46.45%)、第2位:北九州市1万4548人(同16.25%)、第3位:7久留米市5066人(同5.66%)、第4位:糸島市 1613人(同1.80%)、第5位:飯塚市1590人(同1.78%)だった。
福岡県における在留外国人数(外国人登録者数)については、福岡市と北九州市の両市合計で全体の6割を超え、上位5自治体では7割強を占める状況だ。

 

出所:『福岡県の国際化の現状(2023年版)』

 

 

参照サイト

株式会社グローバルパワー『【調査結果】外国人が継続して住みたい!と思える都道府県ランキング』
 https://globalpower.co.jp/20240722/

 

福岡県国際局国際政策課『福岡県の国際化の現状(2023年版)〔データブック〕』
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/genjo2023.html

 

 

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