いい選手になるには食べる物も大切?【ジュニアサッカー 監督が使いたい選手がやってる!デキるプレー55】
食べられるものを増やしていこう
【どうして】身体を成長させるためにバランスのよい食事が大事だから
少し太るくらいでもよいのでたくさん食べよう
食事のバランス
1.【炭水化物】スタミナや集中力をつける
ごはん、パン、麺類など
2.【タンパク質】筋肉を作る
肉、魚、豆腐など
3.【ミネラル】疲れをとる
野菜
4.【ビタミン】身体の調子を整える
果物
5.【カルシウム】骨を強くする
牛乳、チーズなど
小学生年代は身体を成長させなくてはいけません。運動、食事(栄養)、休息(睡眠)のサイクルはなくてはならないものです。なかでも食事はバランスよく3食食べることもそうですが、食べる量を増やしたほうがいいです。多少食べすぎて太ってもよいくらいのことを保護者には伝えます。合宿に行くとビュッフェスタイルの食事が多いのですが、JACPA東京FCではすべての品をほんの少しずつでよいから取りましょうと指導しています。量も多くなりますが食べられるものを増やすことが大切だからです。食事をサッカーノートに記しておくのもおすすめです。
コーチからひとこと
朝ごはんは必ず食べましょう。体調面もそうですが、食べないと集中力ががくんと落ちてしまいます。
保護者の協力なしでは子どもは成長しない
子どもの成長には保護者の協力が不可欠ですが、過保護になってしまうのには注意が必要です。例えば、忘れ物を防ぐために親が先回りして準備をすると子どもは自分で学ぶ機会を失います。コーチも忘れ物に対して怒らず、子ども自身が確認するよう促すことが大切です。JACPA東京FCでは保護者とのミーティングでサポート内容を話し合い、チーム全体を応援し保護者同士の交流を促すルールを説明します。保護者動詞が交流を楽しむ姿を見れば、子どもも「自分はチームの一員なんだ」と安心感を持てます。
【出典】『ジュニアサッカー 監督が使いたい選手がやっている!デキるプレー55』著:鈴木宏輝