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【アジングカップ淡路島2024】に参戦! 連覇して全国大会出場を目指す

TSURINEWS

アジ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

今年もアジングカップ淡路島のエントリーが始まった。昨年は5年振りに優勝して全国大会に出場。全国大会では惜しくも準優勝であったが、今年こそは!と鼻息は荒い。

久しぶりのプラクティス

エントリーを無事に済ませて、メールを読み返すと…。新ルールが適用とある。予選で毎年決勝進出するメンバーが総じて釣っている淡路島東側の新島エリアが禁止とのこと。

この文面を見た時正直「プラのやり直し」という文字が浮かんだ。筆者も毎年予選は突破出来ているのでもちろん該当者であるが、新しいポイントを開拓できるチャンスと前向きに考えてプラクティスに入った。

1回目の釣行ではとにかくアジの付き場を探すことに専念した。フロートの釣り、ジグ単の釣りで一晩探し回ったが豆アジの群れを確認する事が出来ただけで決め手を見つける事は出来なかった。

2回目の釣行は1回目のブラッシュアップを行い実際の試合の時間で動いてみる事にした。狙いのポイントに入り時間通りに釣っていくも前回より少しサイズアップしただけで2023年大会のウェイトには到底及ばないレベルであった。

本番直前までGoogleマップと睨めっこしてポイントを絞るも、どのポイントに入るか正直悩ましい。

試合本番!予選編

試合当日は昼までの勤務で、勤務終了後に阪神高速に飛び乗り一路淡路島を目指す。道中でも悩み続けるが、腹を括って2回目のプラクティスで入ったポイントに決めた。決め手としてはまずは数をきっちりと揃える事に重点を置く事にしたからだ。

無事に開会式を終えるとフリーでの出発となり、運よく1番フライトで会場から出発出来た。プラクティスで得た事はマズメの時合いを逃すと日没後はかなり厳しいという事。すなわち夕方の釣りが上手く成立すれば予選通過は可能であろうとの考えだ。

ポイントに入り直ぐにジグ単でサーチすると激流の中で連続でヒット。しかし速い流れの上に豆アジを釣るという極めて難しい釣りでバラしが連続。何とか4匹までは釣る事が出来たがあと一匹が釣れない…。無常にも時間はどんどん過ぎていく。

検量会場に戻るリミットまで残り5分の所でボトムで何か触った感覚があった。もう一度キャストしてゆっくりと丁寧に引くと今度は明確なアタリが出た。ヒット!慎重に抜き上げてリミットメイクの5匹を揃えた。

急いで検量会場に戻る。途中の信号がもどかしいが、交通ルール順守で無事到着した。到着時刻は21:25と終了5分前であった。5匹のウェイトは207gと昨年より大幅にウェイトを落とした。今年はダメかな…。

プラクティスで釣れていたサイズがキーに(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

予選は突破!決勝戦へ進出

予選通過者の発表が5位から順に行われた。なんと5位が100g台であり私は3位で予選を通過してしまった。驚きと共に今年も予選通過できた事に胸をなでおろした。プラクティスをした甲斐があったというものだ。

周りの声を聴いていると意外と釣れていなかったというのが本音らしい。でも本番はここからである。気合を入れ直して決勝戦に挑む。

予選通過の順位表(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

決勝1回戦は突破

決勝会場は今回は約10km程離れた室津漁港であった。しかも正面からの爆風というシチュエーション(笑)正直アジングをするという風ではない。決勝戦のルールはジグヘッドとワームは34製品を使用する事と釣った匹数で勝敗を決める。

私は小豆ちゃんの0.4gと0.6gにjrのにじを両方にセットし、FPR-55 F-tuneとSFR‐51の2本を準備した。リールにはいずれもプレッソ1025にエステル0.25号を巻いている。決勝戦の1回戦は予選1位はシードで2位~5位までのメンバーで2位と5位、3位と4位がそれぞれ1ローテ10分で釣る。抜けた2名が最終戦で戦い順位が決定する。

まずは1回戦。最初のポイントではアタリが出たものの掛ける事が出来ずにローテーションに入る。ローテーションしたポイントで2匹を釣り無事に最終戦まで上り詰めた。

惜しくも準優勝に

最終戦は予選1位の碇山さん、5位の高橋さん、私の3名である。最初のポイントは常夜灯の明かりが少し漏れる場所。0.4gの小豆ちゃんで表層から順番に釣っていく。やはり風が邪魔をしてくるが極力ラインスラッグを出さないように注意して引くと僅かなアタリがあり、何とか掛ける事が出来た。

先に一匹をキープ出来た事は非常に嬉しいが、最終ローテーションで高橋さんがライト周りを丹念に左右から攻めて2匹を釣り1匹リードを許してしまった。残り1分でアタリが出るが掛ける事が出来ずに試合終了。準優勝となってしまった。最後のミスが非常に痛かったが緊張感が一気に抜けて疲れが押し寄せた。

連覇は逃してしまったものの、次年度への反省点が見えた事は収穫であった。得意と思っていたことに思わぬ落とし穴が見つかったのだ。来年こそ一番高い表彰台!を目標に頑張っていきたい。

来年こそてっぺんを取り戻したい(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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