金沢動物園 オオツノヒツジが誕生 メスの「ザラメ」
金沢動物園で5月3日、オオツノヒツジの赤ちゃんが誕生した。一般公開日は未定だが、同園によると様子を見ながら展示場へ出る練習を進めている。
オオツノヒツジは同園のシンボルマークになっており、園を代表する動物の一つ。今回の赤ちゃんは父親のタイヨウ、母親のコハルの間に誕生したメス。「結晶が大きくキラキラ光るザラメのように、これから過ごす日々が輝きのあるものになること」を願い、「ザラメ」と名付けられた。飼育担当者の佐藤真白さんによると、「人見知りのようですが、仲良くなるとぐいぐい来る感じ。これまでの子に比べて、小顔で足が長くスタイルが良い」のが特徴。群れへの合流や一般公開はまだ先の予定だが、タイミングが合えばオオツノヒツジの展示場へ出る練習をしているザラメを見ることができるという。
アマミトゲネズミも展示
また、同園では4月末から、絶滅危惧種に指定されている「アマミトゲネズミ」の一般公開を開始した。
場所はホンシュウジカ横の屋内展示場内で、当面の間は平日のみの展示となる。夜行性のため姿を見ることができるのはまれだという。