【約55年ぶりの復活】“幻の和薄荷”使用! 夏にぴったりの爽やかコスメが新登場
かつて1939年頃、世界の薄荷市場の約7割を占めていた日本の和薄荷。
その中心地の一つである北海道中川町から、2025年6月10日(火)に和薄荷を配合したハンドクリームとクールヘア&ボディミストが新発売されました。伝統の香りを身近に感じられる、新たなプロダクトの誕生です。
1:夏に重宝しそう! 「ハンドクリーム」
『WANOWA中川町和薄荷ハンドクリーム』(2,200円)は、北海道中川町産の貴重な和薄荷を配合したハンドクリーム。
潤いと保湿力に優れたクリームは、軽やかなテクスチャーで伸びがよく、肌になじませるとスッと広がります。塗った後もベタつかず、さらりとした仕上がりなので、暑い季節でも快適に使えるのがうれしいポイント。
香り立ちは控えめで、和薄荷ならではのほんのり甘く涼やかな香りが、心地よく肌を包み込みます。ほのかなひんやり感も相まって、夏の外出先やお風呂上がりのリフレッシュにもぴったりです。
コンパクトなサイズ感でポーチにもすっきり収まり、外出時の持ち運びにも便利。バッグの中にひとつ入れておけば、乾燥や暑さで疲れた肌にいつでも手軽にうるおいをプラスできます。
2:香り豊かな「クールヘア&ボディミスト」
『WANOWA中川町和薄荷クールヘア&ボディミスト』(1,980円)は、髪や全身にシュッとひと吹きするだけで、うるおいを与えながら保湿もしてくれる、北海道中川町産の貴重な和薄荷を贅沢に配合したクールヘア&ボディミスト。乾燥しがちな髪や肌に優しくなじみ、リフレッシュしたい時にもぴったりのアイテムです。
シュッと香るのは、和薄荷ならではのほんのり甘く、すっきりとした清涼感のある香り。まるで自然の中にいるような感覚に包まれ、アロマスプレーとしても活用できます。
ミスト後に感じられる心地よいひんやり感が、蒸し暑い日のおでかけやお風呂上がりのクールダウンに最適。ポーチやバッグに常備しておけば、いつでもどこでも気分転換ができそうです。
ラベルには日本列島が描かれ、『中川町』の位置にさりげなくマークがあしらわれています。シンプルで洗練されたデザインも印象的です。
約55年ぶりの復活! 受け継がれた香りが商品化へ
北海道中川町の和薄荷は、明治40年から昭和にかけて世界的に求められた、主要生産地のひとつ。解熱剤や食料品など人々の日用品に多く使われてきました。
しかし、戦後、合成メンソールの台頭により生産効率や価格競争の影響を受け、栽培は衰退へと追い込まれます。
それでも中川町では、“利益のためより、文化の伝承のために”という先人たちの強い想いのもと、薄荷の苗と栽培技術を絶やさぬよう、細々と受け継がれてきました。
一方で、北海道中川町の大地で育つ和薄荷は、今もなお毎年丁寧に栽培・蒸留され、精油として保管されていますが、昭和45年頃から今日に至るまでの半世紀以上、製品化されることはありませんでした。
そんな中、約55年ぶりに製品化されたのが『WANOWA中川町和薄荷』シリーズです。未利用だった精油を活用し、新たなニーズを生み出すとともに、持続的な生産体制を確立。地域活性化とブランド復興を目指すプロジェクトとなっています。
詳細情報
WANOWA中川町和薄荷ハンドクリーム
価格:2,200円
容量:30g
WANOWA中川町和薄荷クールヘア&ボディミスト
価格:1,980円
容量:50ml
発売日:2025年6月10日(火)
取り扱い店舗:全国の小売店、inimu浅草店、inimuWebShop
北海道Likers編集部のひとこと
商品の売上のうち2%は、中川町の和薄荷を守るための活動に活用される仕組みも整えられているのだそう。
北海道中川町の香り豊かな和薄荷。生活に取り入れやすいハンドクリームやボディミストで爽やかな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか◎これからの暑い日にぴったりです!
取材・撮影/北海道Likers
【画像】株式会社キャライノベイト
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