【ネタバレ】『サンダーボルツ*』のカワイイやつ、おまけシーン再登場案があった
(MCU)『サンダーボルツ*』の最後にはアンチヒーローやヴィランたちの痛みを伴う物語が統括された。しかし、映画に登場した「とあるプチキャラクター」がその後行方不明になっていることが気になっている方もいるのでは。
きっと物語を生き延びているはずのあの生き物、一体どうなったのだろう?実は、当初はエンディング後のおまけシーンで再登場させる案があったのだと、監督のジェイク・シュライアーが明かしている。
この記事には、『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。
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無事……だったのか?-->
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(c)2025 MARVEL
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『サンダーボルツ*』は、エレーナがマレーシア・クアラルンプールの“世界で2番目に高いビル”ムルデカ118からするスタントアクションシーンと共に幕を開ける。その後、エレーナはOXE社のラボに侵入。ここを爆破する前に、エレーナは実験用モルモットの一匹を連れ帰る。
直後、エレーナが気だるそうに電話をしながら背後で起こるビル爆発を確認するシーンでも、このモルモットは彼女の腕にしっかり抱かれている。『サンダーボルツ*』では、このモルモットがちょっとしたマスコットキャラクターになるのかと思いきや、その後本編では一切登場しない。
果たして、あのモルモットはどうなったのだろう?実は、当初はエンドロール後のおまけシーン(ポストクレジットシーン)で、モルモットを再登場させる案があったという。「おまけシーンは、いろいろなバージョンに取り組んでいました」と米に語るジェイク・シュライアーによれば、その一案として「ヴォイドのいくつもの部屋を走り回るモルモットをやっていた」という。「あのモルモットのこと、よく聞かれるので」。
「ヴォイドの部屋」とは、彼に触れたものが一時的に閉じ込められる「恥の部屋」と呼ばれるトラウマ空間だ。モルモットは長期記憶を持たないだろうから、人間とは違った心理ロジックで「恥の部屋」に迷い込み、あちこち走り回っていたのだろうか。とにかく無事だったなら良かった。
ちなみにシュライアー監督によれば、映画の最後にヴァレンティーナによって「ニュー・」の名がアナウンスされる場面で、製作陣らは観客が熱狂的な拍手喝采を起こすと期待していたのだそう。ところが初期のテスト試写で予想していた反応が起こらなかったため、さまざまなメディアが「ニュー・アベンジャーズ」について困惑したり嘲笑したりするエンドクレジットが生まれたのだそうだ。
『サンダーボルツ*』は大ヒット公開中。
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