川和高ハンドボール 5年連続で関東出場 苦手校にも勝利
川和高校女子ハンドボール部(金子克実監督)が「関東高等学校ハンドボール大会神奈川県予選会」で3位に入り、5月30日(金)から6月2日(月)に群馬県で開催される関東大会への出場を決めた。同部の関東大会出場は5年連続21回目。
予選会には45校がエントリー。準決勝に進出した4校には自動的に関東大会出場権が与えられる。準決勝まで順当に勝ち上がった同校。準決勝では優勝した高津高校に敗れたが、3位決定戦では「今まで勝ち星なしだった」という平沼高校に初勝利を収め、関東大会に向け弾みをつける形で大会を締めくくった。主将の杉山美来さん(3年)は「3カ月ぶりの公式戦で、練習の成果を試す絶好の機会だった」と振り返った。
部員29人の同部。金子監督は「部員各々が朝や昼にも自主練習に励み、普段の練習メニューは部員自ら考案している。練習に対する姿勢では他校に負けないと思う」とチームの特長を語る。関東大会に向け金子監督は「目標としていた大会。まずは、楽しんでほしい。良い結果を残し、今後のインターハイ予選の追い風になれば」と部員を鼓舞した。杉山さんは「関東圏の高校とは試合経験が少ない。自分たちの本来の実力が試される。『挑戦者』の気持ちで挑みたい」と意気込みを見せた。