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中高生アンケート「赤穂市に住みたい」52%

赤穂民報

 赤穂市が市内の中学校と高校に通う生徒を対象に実施したアンケートで、「居住地の住みやすさ」を尋ねた問いに7割以上が「住みやすい」と回答した一方、「将来も住みたい」と答えた割合は約半数にとどまった。

 アンケートは昨年7月、赤穂市内の5中学校と赤穂高校の生徒計1635人に学校を通じて協力を呼び掛け、約8割に相当する1303人(中学生959人、高校生344人)から回答があった。

 「居住地の住みやすさ」を尋ねた設問では、「住みやすい」と答えた割合(「どちらかといえば住みやすい」を含む)は72・3%に上り、「住みにくい」(「どちらかといえば住みにくい」を含む)と回答した4・5%を大きく上回った。「まちへの愛着度」の質問でも73・3%が「好き」と回答し、「嫌い」と答えたのは2・2%だった。

 若者世代の多くが赤穂市に好印象を持っていることがうかがえた一方で、「将来は赤穂市に住みたいか」の問いに「ずっと住み続けたい」を選んだのは13・6%で、「進学・就職や結婚などで赤穂市を離れると思うが、いつかは戻って住みたい」(37・3%)と「現在は住んでいないが、将来は住みたい」(0・9%)を合わせても51・8%にとどまった。

 「進学・就職や結婚などで赤穂市を離れると思うし、そのまま戻りたくない」(10・2%)「これからも赤穂市に住み続けることになると思うが、できるなら市から出たい」(7・2%)「現在も住んでいないし、将来も住みたくない」(3・7%)といった否定的な回答の合計は21・1%となった。また、およそ4人に1人の26・9%が「わからない」と答えた。

 世代別のまとめでは、「住みたい」と答えた割合が中学生では58・4%に上り、高校生では33・1%にとどまった。高校生世代では「わからない」が39・2%で最も多かった。

 「住みたい」と答えた生徒に「赤穂市に住みたい理由」を尋ねた質問(2つまで選択可)では、「生まれ育ったまちで親しみや愛着がある」と答えた割合が68・6%で最も高く、「家族や友人などから離れたくない」(33・0%)「自然や歴史が豊かで、生活環境が整っている」(30・8%)が続いた。

 「住みたくない」と回答した生徒に「赤穂市に住みたくない理由」を尋ねた質問(同)では、「進学や働きたいと思うところが、都会の方が多い」(35・6%)「赤穂市にはない、いろいろな職業の中から自分が進む道を選びたい」(30・5%)「何となく都会の雰囲気やイメージにあこがれている」(23・6%)の順に多かった。

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