30年振り野党委員長就任に大竹「強行採決より時間はかかるけど、ちゃんと予算委員会で答弁されてる方がいくらか良いよね」
12月6日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。朝日新聞の「「後刻」が「速やか」に 30年ぶり野党委員長、立憲・安住氏の運営」という記事を取り上げ、大竹、青木理がコメントした。
朝日新聞の記事ですが、30年ぶりに野党の議員が委員長のポストを握ることになった。 委員長の権限で委員会の開催や採決を決めることもできる。はぐらかす答弁があれば、再答弁を促すことも可能だ。一定の審議時間が終われば、予算案を採決するというこれまでの与党ペースの委員会の光景が変わる可能性もある。
実際、昨日の予算委員会の論戦ではこれまでとは異なる委員会運営も見られた。「理事会で『すみやか』に協議します」。衆院選での自公過半数割れを受け、30年ぶりに野党から委員長となった立憲民主党の安住淳氏は、同党の質問者が自民党派閥の裏金問題をめぐり、安倍派や二階派の会計責任者(当時)の参考人招致を求めると、そう仕切った。
衆院選前の予算委は、自民党の委員長が野党側の要求を「後刻、理事会で協議します」との決まり文句で引き取り、その後の理事会で与党が数に任せて放置することが多かった。
大竹「今度、安住さんになって予算委員会の時にチラッとしか見てないけど、ちょっと端切れいいなって感じがしたのと、それからあの石破さんが立候補した時の意見・意思とは違うけども、石破さんもちゃんと答弁してて、石破さんも意外とあまり官僚から回ってくる紙とかあまり見ない。ご自分の言葉でおしゃべりになってて、これからどういう形になるのか分からないけども、前よりかはちゃんと向き合ってる感じは俺はちょっとしたんですけど」
青木「どうなんでしょうかね?昨日始まって、今日の朝日新聞なんかは確かに石破首相がそれほど官僚の紙読んでる雰囲気がないように見えるということだったんだけど、もともと僕は石破さんに何度かインタビューしたことあるんですけど、あの人は良かれ悪しかれそれなりに自分の言葉を持っている人だからということもあるんでしょうけど、ただ朝日に書いてあるのは石破論法、空虚な熟議「感」と見出しに書いてますね」
大竹「まあね。それでも、前なんかに比べたらね。しかし、与党の数も少ないし、もうちょっと議論が活発になっていくというか、そういうふうに俺はちょっとだけは思ったけどね」
青木「そうですね。予算委員長は安住さん。立憲、野党が握ってるので、これまでだったらもう野党が言ってることなんか、もう聞いて暖簾に腕押しだったのが、今回は委員会の開催とか採決も委員長の権限でできるし、途中で強行採決だとか、そういうこともしにくくなるというかできなくなりますからね。だからそういう意味で言えば 与党が過半数割れして、宙吊りなんて言われるけれども、早く決めてくれといういらだちを持つ人もいるかもしれないけれど、国会の機能が若干正常化したというところもあるんでしょうね」
大竹「前はもうなんか言ったらやっぱり最後強行採決みたいな形で、いろんなことがパンパンパンと、その前には閣議決定だけでみたいに決まっていたのがそうはならなくて、 やっぱし野党だって投票されてそこにいるわけですからね。時間はかかるだろうなあとは、思うけども、ちゃんと予算委員会で答弁されてるの聞く分にはいくらか良いよね」