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ゲームボーイに〝特殊な愛情〟示す夫...妻の投稿にネット感動 「泣きそうになっちゃった」

Jタウンネット

画像はすいラボ(@suilab_mochi)さん提供

ゲームボーイが好きすぎて......ちょっぴり変わった〝愛で方〟をしている男性の行動が、X上で話題となっている。

「夫氏、ゲームボーイ好きすぎて持ち歩いてぬい撮りみたいに撮ってる」

Xユーザーの@suilab_mochiさん(以下、もちきんさん)はそう呟きながら、ハンバーガーショップのトレーにちょこんと乗っかっている「ゲームボーイ」の写真を投稿した。2025年4月21日、初代ゲームボーイ発売日である「ゲームボーイの日」のことである。

食べ物と一緒にぬいぐるみの写真を撮るいわゆる「ぬい撮り」は近頃SNS上でよく見かけるが、ゲームボーイがこんなふうに写っているのは、初めて見た......。

しかしさすがはゲームボーイ。そのレトロで可愛いデザインのおかげで、なんだか雰囲気のある1枚に。

この投稿に対し、X上では6000件を超える「いいね」(25日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。

「これめっちゃいいな、やりたい いつでも90年代になれる」 「俺もお気に入りのゲーム機でこれやろうかな」 「夫さんすてき!」 「泣きそうになっちゃった ゲームボーイも令和の世界や楽しいお店やご飯をたくさん見せてもらえてうれしいと思う」

もちきんさんの夫は、どれくらいゲームボーイを愛しているのか。

その愛の深さをもっと知るべく、Jタウンネット記者は夫妻に話を聞いた。

夫のゲームボーイ愛に、妻は...

夫妻は2人で、電子工作と3Dプリンターを使った光るアクセサリーや雑貨を制作販売するユニット「すいラボ」として活動している。妻のもちきんさんがデザイン担当、夫のけん(@suilab_ken)さんが電子工作担当だ。

話題の写真は1月、ニンテンドーミュージアム(京都府宇治市)内のレストランで撮影したものだという。

夫のゲームボーイ愛を、もちきんさんはどう思っているのか。

「ゲームボーイ愛の強さには、正直ほほえましいなぁと思っています。 私たちは同い年の夫婦なので、レトロゲームの趣味も共通していて、子どもの頃に遊んでいた思い出がある分、その気持ちもよくわかります」(もちきんさん)

夫は電子工作も趣味で、ゲームボーイの修理をすることもあるそうで「その作業をしている姿を見るのもほほえましく感じます」とのこと。

夫をそのゲームボーイ愛ごと愛する、妻・もちきんさん。2人の素敵な関係が垣間見えて、ほっこりする。

では、ゲームボーイのどこが、そこまで夫を引き付けるのだろう。

Jタウンネット記者は夫・けんさんにも話を聞いた。

30台以上のゲームボーイを所持

けんさんは小学生時代(1990年頃)にもゲームボーイを持ってはいたが、本格的に好きになったのは2016年頃のことだったと明かす。

夫婦でレトロゲームを集めていた際に、リサイクルショップでジャンク品のゲームボーイを見つけ、購入したのがきっかけだった。

「ゲームボーイは画面に縦線が入る故障が多いのですが、その個体もまさにその症状が出ていて。でも、はんだごてで修理できると知っていたので挑戦してみたところ、無事に直すことができました。 そのとき、ゲームボーイの懐かしさと、修理する楽しさに夢中になり、どんどん惹かれていきました」(けんさん)

けんさんが一番の魅力としてあげるのは、「何と言ってもあの見た目です」。初代ゲームボーイの無骨でシンプルなデザインが、とにかく好きだという。

今ではゲームボーイをたくさん所持し、普段は2人のレトロゲーム収集がひと段落した頃に建てた家に飾られている。リビングの一番目立つ場所に、〝レトロゲームコーナーを作っているのだ。

「夫婦ふたりの趣味だからこそ実現できた空間ですが、最近はなかなかゲームをする時間が取れないので、きれいに並べて眺めていることが多いです。 ちなみに、まだ棚に並べられていないジャンクのゲームボーイが30台以上ありまして......いつかすべて修理して、この棚にずらっと並べたいと目論んでいます」(けんさん)

そして、ゲームボーイは大きいため、普段のお出かけのときはミニチュアのキーホルダーを持ち歩いているという、けんさん。しかし、「ぬい撮り」風の写真を撮影したときは、少し話が違った。

「京都のニンテンドーミュージアムに行ったときは〝 里帰り 〟のような気持ちもあって、実機を持参しました。あちこちで一緒に写真を撮ったのも、良い思い出です」

そんなゲームボーイとの〝お出かけ〟がX上で話題となったことを受け、けんさんは「正直、とても驚きました」と語る。

「でもそれ以上に、ゲームボーイが少しでも話題になったことが嬉しいです。 昔のゲーム機にもまだまだ魅力があるということを、改めて実感しました」(けんさん)

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