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大阪湾奥でシーバスとチヌが絶好調《2025年春》 メバリングタックルを使ったライトゲームで連発

TSURINEWS

大阪湾奥はシーバスとチヌがよく釣れる(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

毎年春はメバリングタックルでシーバスをやっている。昨年からはノッコミのチヌも照準に入れて、メバルと共に三刀流となりつつある。今年の大阪湾奥、なかなかシーバスとチヌが熱い。これらの魚をLTで釣っている筆者から、リアルな速報をお届けしたい。

大阪湾奥でライトゲーム釣行

この春のメバリングではじめてゲストとしてシーバスとチヌに出会ったのが、3月28日だった。そのあと釣行のたびに必ず彼らが現れていて、先日などは猛烈に悪い潮だったにもかかわらずメバルよりも数が出たから、相当活性が高い。おそらく本式で狙っているアングラーからしても感触は抜群なのではないだろうか?

特に今年はシーバスが素晴らしい。もうあっちこっちから食ってくる。前に投げてもそうだが、メバルの居場所のキワに投げても先にシーバスが食ってしまう。

こうなるとメバルと釣り分け不可で、おまけにチヌも半々くらいで来るので、何をやっているのかわからなくなるが、まあメバリングタックルにタモを持参しておけばすべての魚が取れる。今年の大阪湾奥は、ライトゲームタックルで多彩な魚種が狙えるスペシャルな春である。

とにかくよく来るシーバス(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

シーバスが好反応

上述のようにシーバスが今年の春は非常に高活性で、圧倒される。年がら年中ライトゲームの私も一応専用タックルのごときは持っているので、ちょっと浮気してやろうかと思うほどだ。表層に細長いミノーを流していると、好き嫌いなんてまるでなく食ってくる。

泉大津、南港で釣ったが、どうもまだパターンは判然としない。だが、春の風物詩のバチ抜けが見られないので、おそらくマイクロベイトパターンということだろう。先日、持ち帰ったメバルのおなかを見てみるとハクが出てきたので、いわゆるイナッコベイト。それも5cm弱と相当小さい。

よって、よりマッチ・ザ・ベイトに近づけるならこの時期はLTでメバルミノーを使ったほうがいいとは思うのだが、おそらく本式のシーバスプラグにもバクバク食ってくる。私も試してみようと思う。

大きなシーバス(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ノッコミのチヌは微妙だが

今年はノッコミのチヌに関して、昨年ほど良くはない。キビレのほうが濃いポイントに行ってもキビレが食わず本チヌが食ってくるので、確実に産卵期のパターンではあるのだろうが、そこまでガツガツと食ってくる感じがしない。

だがこれには、どうもよい時期にルアーマンが乗り切れなかったのではないかとも思う。というのも、ヘチっているチヌ師たちに聞くと、1月くらいからノッコミをやっていたらしいのだ。そんな極寒期はさすがにルアーに食わせるのは難しいので、ルアーマンは残りの時期を惜しみながらやるしかない。

もちろん、チニングタックルを使ってあっちこっちのレンジを釣り分けていけば、釣果は伸びてくると思う。筆者はメバリングタックルで主に表層しか狙わないので、余計に釣れ渋っているように感じるのかもしれない。

良型チヌをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

今年の春はライトゲームがアツい?

自身がライトゲームアングラーということもあるが、今の時期に関しては、まだLTでいったほうがいいような気がする。というのも、メバルがすでに浮上しており、それを狙いつつも次々と襲い掛かってくるゲストを、やり方さえわかっていれば問題なく獲れるからだ。

そして、潮に恵まれれば、絶対にシーバスやチヌよりもメバルのほうが反応する。つまり、退屈しないで時間を過ごせる。

シビアに見ればマイクロベイト付きなので、メバルのプラグがサイズ的にいいとも言える。だが大阪南港にはそろそろ春のアジも回遊があれば入ってくるので、ガラリとパターンが変わる可能性もある。

今年はバチ抜けが遅いのだけが心配だ。あるかないかもわからないので、今のうちに釣ったほうがいい。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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