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「彼が選ぶなら、いい作品になる」シリーズ初参戦の名優から最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を深堀り

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「彼が選ぶなら、いい作品になる」シリーズ初参戦の名優から最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を深堀り

累計興収9400億円超の巨大シリーズ最新作ついに公開

1993年、巨匠スティーヴン・スピルバーグによって誕生した『ジュラシック・パーク』。シリーズ全6作の累計世界興行収入が9400億円以上を突破する驚異的な記録を打ち立てている“不朽の名作”の新章、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、ついに8月8日(金)より全国公開となる。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

シリーズ初の女性主人公、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット役を演じるのはご存知スカーレット・ヨハンソン。さらに、アカデミー賞®2度受賞の名優マハーシャラ・アリと、大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』のジョナサン・ベイリーも参戦。

メガホンをとるのは、ハリウッド版「ゴジラ」を見事復活させたことで知られるギャレス・エドワーズ監督。そして製作総指揮として彼らを束ねるのは、もちろん巨匠スピルバーグだ。伝説のシリーズの新たなスタートに相応しい超豪華なキャスト/スタッフ陣の集結した本作に今、世界中が注目している。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

「ジュラシック」シリーズ初参戦のオスカー俳優に迫る!

ついに公開まで残り2週間を切った『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。今月23日には、ギャレス・エドワーズ監督と初期シリーズぶりに復帰した脚本家デヴィッド・コープが来日し、ファンの期待は最高潮に達している。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

そんな本作で、スカヨハ演じる主人公のゾーラが最も信頼するチームメンバーの傭兵ダンカン・キンケイドを演じるのは、アカデミー賞®2度受賞の実力派俳優マハーシャラ・アリ。世界中の映画ファンを魅了してきた名優が、恐竜と人類の命運が交錯する極限のサバイバル・ミッションに挑む。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

アリは、テレビシリーズ「女検死医ジョーダン」(2001~2007年)でキャリアをスタート。その後、ブラッド・ピット主演×デビッド・フィンチャー監督のファンタジー映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)や、Netflixの大ヒットドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013~2016年)などの話題作に次々と出演してきた。

洗練された演技力と唯一無二の存在感で高い評価を受けたアリは、ついに『ムーンライト』(2016年)でアカデミー賞®助演男優賞を受賞。続く『グリーンブック』(2018年)では天才ピアニスト役を演じ、再び同賞に輝くという偉業を達成するなど、まさに“現代最高峰の俳優”の一人としてその名を世界に轟かせている。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

マハーシャラ・アリ「ひとりの役者として、その魅力に強く惹かれた」

そんなアリが本作で演じるのは、百戦錬磨の傭兵ダンカン。かつては海軍の特殊部隊に所属していたが、現在は社会から離れて暮らしている。そんな彼のもとに舞い込んだのは、ゾーラからの極秘任務。しかも決して公にはできない、超危険なミッションだ。

その内容とは、人類の未来を救う新薬の開発に必要な<陸・海・空それぞれの3大恐竜からDNAを採取する>という前代未聞のシロモノ。ダンカンはゾーラたちとともに精鋭チームを率いて、初代「ジュラシック・パーク」の跡地であり、世界で最も危険な島へと上陸、命懸けのミッションに挑むが――。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

そんな本作への出演、ダンカン役を引き受けたきっかけについてアリは、これまで縁の遠かったタイプのキャラクターを演じるチャンスに興味をそそられたと語る。

ダンカンは、自分がここ数年演じてきたどの役とも全く違う感じがしました。現代版の海賊ですが、善良な心の持ち主です。とても活動的で、常に動き回り、明確な目的を持って行動します。ひとりの役者としてその魅力に強く惹かれ、演じることにワクワクしました。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

ギャレス監督「彼が選ぶ作品なら、きっといいものになると確信できる」

そんなアリを起用した理由についてギャレス・エドワーズ監督は、作品に向き合うアリの姿勢を高く評価。撮影期間を振り返っても、ダンカンという難役を見事に演じきった彼を絶賛する。

マハーシャラがもたらすものは数多くありますが、まず挙げられるのは絶対的な信頼性です。映画や芝居に対する真摯な取り組み方を見れば、彼が選ぶ作品なら、きっといいものになると確信できます。

彼は非常に深みのある俳優です。セリフを言う時はもちろん、無言でリアクションする時も、実に多くを伝えてくれます。テイクごとに全く違う芝居を見せてくれるし、そのどれもが素晴らしいので、選ぶのが大変なんです! 彼の演技を見ながら、“今、何を考えているんだろう”と想像するだけで楽しいです。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

そんなアリへの賞賛は、共演者からも寄せられている。古生物学者のヘンリー・ルーミス博士を演じたジョナサン・ベイリーは、「本当に魔法のような魅力的な人です」と尊敬のまなざしを向け、「人間味に溢れているキンケイドをリアルに演じることで、彼の抱える深い悲しみや過去の経験が、観る人の心に鮮明に伝わります」と、彼がこの物語に欠かせない存在であると語っている。

世界中で愛され続けてきた「ジュラシック」シリーズ待望の最新作となる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、いよいよ幕を開ける。果たして、3大恐竜のDNAを採取するべくゾーラ、ルーミス博士、そしてダンカンたちが辿り着いた危険な島で待ち受ける衝撃の真実とは――!

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は8月8日(金)より全国ロードショー

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