ドイツのコンテンポラリーダンスカンパニー、タンツマインツが初来日 シャロン・エイアルとのコラボ作品を上演
2025年2月28日(金)~3月2日(日)世田谷パブリックシアターにて、タンツマインツ『PROMISE / プロミス』が上演されることが決定した。
ドイツのマインツ州立劇場に所属するコンテンポラリーダンスカンパニー、タンツマインツが、今回、世界のダンスシーンを席巻する振付家シャロン・エイアルとのコラボレーション作品『PROMISE』とともに、初来日を果たす。
タンツマインツは、2014年の設立以来、国際的に活躍する振付家や、ジャンルを超えた多才なゲストアーティストとのコラボレーションを通じて表現の幅を広げるとともに、毎シーズン革新的なレパートリーを次々と発表し、ドイツ国内はもとより、世界のコンテンポラリーダンスシーンで注目を集めているダンスカンパニーだ。
本作を振り付けるシャロン・エイアルは、バットシェバ舞踊団のダンサーを経て、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)やパリ・オペラ座をはじめとした名だたるカンパニーとのコラボレーションで、これまでに30を超える作品を発表するなど、世界のダンスシーンを席巻している存在。振付家として多忙を極めるエイアルが、全幅の信頼を寄せるタンツマインツ。両者のコラボレーションは、『Plafona Now』(2014年)、2018年にドイツの著名な演劇賞である「ファウスト賞」を受賞し、国際的な成功をおさめた『Soul Chain』(2017年)につづき、『PROMISE』(2021年)で3作目となる。
本作は、クリスチャン・ディオールのコレクション演出を行い、話題をさらったシャロン・エイアルとのコラボレーション。まるで一つの生命体であるかのように暗闇の中でうごめく7人のパフォーマーたち。鳴り響くエレクトロニック・ミュージックに呼応するように、愛と束縛、親密さと憧れ、恍惚と孤独といったさまざまな感情を瞬時に湧きあがり、手足の微細なムーブメントや、表情のわずかなディテールまでもが観客を魅了していく。
エイアルの唯一無二の世界観に、タンツマインツの強じんな身体と卓越したテクニックとが融合した、特別なステージを楽しみにしよう。