【地味】虫が入りそうな「スキマ」を網で塞いでみた / 100万円の古民家
ここ数回にわたり「カメムシとの激闘」をお送りしてきたが、そもそもなぜカメムシをはじめとする各種「虫」が家の中に入ってくるのか。窓の網戸に穴が空いているのか? いいや、ちがう。私は答えを知っている。
そもそもスキマ(隙間)だらけなのだ。
具体的には、屋根のあたり。通気口なのか何なのかよくわからないが、天井をブチ抜いた時に出現したスキマから虫なり動物なりが自由に出入りしていると思われる。
今回は、このスキマを「網で塞ぐ」という地味な作業をしに古民家まで行くことにした。
こちらのスキマ、外からコードなどを家の中に入れる時には便利だけども、「窓を閉めました」が無意味になるほど、ホントに虫が入り放題。
逆に考えると、まだ天井をブチ抜く前までは、天井と屋根の間(屋根裏部屋にあたる空間)が虫だらけの空間だったのかな……なんて思ったりもする。
ともかく用意したのは、網戸用の黒い網と、タッカーだ。
網を帯状にして、
スキマというスキマを覆い、タッカーでバチバチと固定していく。
地味すぎる作業なうえ、まだ結果的なことがわかりにくいので当記事にもオチは無いのだが、2023年の年末に「カメムシ対応バルサン」を焚いた時、
「スキマだらけの100万円の古民家。そこを埋めたり、網戸を付けたりして、そもそも「入ってこれないようにする工夫」をしないと根本的な解決にはならないな……と思った次第。」
と書いた通り、このスキマ問題は前々から気になっていたのだ。今回ようやく着手できたので、私の心に開いていたスキマも埋まったような気分になれた。
こういう地道な手入れも必要不可欠なのが築100年の古民家だ。たとえ派手な絵にならない地味な作業だからって無視はできない。虫だけに。
【つづく】
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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