予約は1月31日スタート!近代建築の巨匠・ライトの貴重な建築と伝統のひな人形を鑑賞 芦屋市
阪神間のモダニズム文化を感じる建築『ヨドコウ迎賓館』(芦屋市山手町)で2月8日より「2025年 雛人形展」が始まります。期間中はオンラインによる日時指定予約・定員制が導入されており、受付は1月31日から。
同展では、ヨドコウ迎賓館の建築主である八代目・山邑太左衛門氏が長女の誕生を祝って、京都の老舗「丸平大木人形店」に依頼したひな人形が展示されます。人形は贅を凝らして制作され、明治年間の1900年から1901年にかけて納められました。
内裏様は座って45㎝、官女が37㎝と、他ではあまり見られない大きさとなっており、100年以上の歳月を経た今も、優雅な顔立ち、豪華な衣装、細部にこだわった調度品など、時代を超えた美しさを誇ります。
日本では旧帝国ホテルの設計者として知られているアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが、山邑太左衛門の別邸として設計した同館。
建築当初の姿をほぼ完全に残すライトの住宅建築は、日本にはこのヨドコウ迎賓館のみとのこと。1974年(昭和49年)に建物が国の重要文化財に指定され、さらに2024年8月には敷地全体が国指定重要文化財に追加指定されました。
<記者のひとこと>
阪神間のモダニズム文化を感じる建築と、伝統のひな人形の調和を楽しみたい♪
開催期間
2025年2月8日(土)~4月6日(日)
場所
ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)
(芦屋市山手町3-10)
時間
10:00~16:00
※入館は15:30まで
※日時指定予約・定員制(1日4回入替制)
休館日
月曜日、木曜日
※但し2月24日、3月3日、3月20日は開館
入館料
大人 500円、小・中・高校生 200円
問い合わせ
ヨドコウ迎賓館
TEL 0797-38-1720