自律神経を整え心も落ち着く「長生きみそ汁」を飲んだほうがイイ理由とは
自律神経を整える「長生きみそ汁」
日本人の誰もが日常的に口にする発酵食品といえば、「みそ」。このみそはスーパーフードといわれるほど、体によい栄養素が詰まっています。
まず、原料の大豆はたんぱく質やビタミン、食物繊維が豊富。さらに発酵させてみそにすることでアミノ酸やビタミンB群など数多くの栄養素がつくられます。その過程で乳酸菌も発生するので腸活にも効果的。そのほか、老化を抑制したり、血圧の上昇を防いり、がんを予防したりといった様々な健康効果をもたらします。
では、どんな食べ方がよいかというと、一番は「みそ汁」として飲むことです。定番中の定番ですが、これが最も効率的。いろいろな具材を加えるので1杯でも栄養価は十分。また、「温かい」という点も重要で、胃腸を通り抜ける際に血流を促進し、副交感神経を高めてくれます。
そして、さらにおすすめなのが私が考案した「長生きみそ汁」す。赤みそと白みそに、血流促進効果のある「玉ねぎ」と腸内環境を整える「りんご酢」を加えた、特製のみそ玉でつくります。赤みそは抗酸化作用が高く、白みそは乳酸菌が豊富。2種類のみそを混ぜることで、自律神経と腸内環境の両方にその効果を発揮します。
「長生きみそ汁」は、急激に交感神経が高まる朝に飲むのもいいでしょう。温かいみそ汁を飲むと心が落ちつき、朝の時間を有意義に過ごせます。
長生きみそ汁のつくり方
1. 材料を全てボウルに入れ、混ぜ合わせる。すりおろし玉ねぎ 150g(約1個分)赤みそ 80g白みそ 80gりんご酢 大さじ12. 10等分にして製氷皿に分け入れ、冷凍庫で凍らせる。
2~3時間で固まります
3. 1つずつ取り出し、器に入れて湯を注ぐ。
好みで具をプラスしてもOK!
イライラしたら温かい飲み物を
温かい飲み物を飲むとほっとすると思います。それは、胃の血流が促進され、副交感神経を活性化してくれるからです。
イライラしているとき、疲れているときなどに手軽にみそ汁を楽しんでみてください。
【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸