木屋町に隠れる妖艶な中華バル 人気中華の3店舗目「YE CHINA TONGUE」
四条木屋町南、隠れ家の夜遅めメインの中華バル「YE CHINA TONGUE(イエ チャイナ タン)」でディナーなり。
人気中華の3店舗目は四条木屋町に
特にディナー予約もしていないのですが、思いついたお店が電話非開示でDM予約を飛ばしたら、速攻でお返事があったので20時からの予約をお願いし、やってきた京阪祇園四条駅。めざすは四条通から木屋町通を下がり、西木屋町通に入ったあたり。以前ご紹介しましたお洒落立ち飲みワインバル「スタンドハルキ」が入っている寿苑会館 2Fにお店があります。
気を付けていないと見落としそうな場所。今日は扉が開け放たれていたので気が付きました。通りに面した扉前に階段がありまして、直接店内に、と言う方式。お店の名前は「YE CHINA TONGUE(イエ チャイナ タン)」、塩小路橋東詰にあるお洒落な中華料理店「小梟(シャオシャオ)」の三軒目の支店なわけで。YEとは広東語で「夜」らしく、夜遅めメインの中華バーのようなお店。
店内に入ると、なんだか香港の秘密バーに忍び込んだような大人の雰囲気がある空間。元々はなんだったんですかねえ?やっぱりバー? しゅっとした髭のお兄さんが1人で運営中で、予約している者です~!とカウンターに入れてもらうわけで。
こちらがカウンター方面。いやー、なんだか雰囲気有りまくりですな。カウンターは8人ぐらいは入れそう。意外にゆったりした空間使いで、奥は4人テーブルが2つ、2人テーブルが1つで、テーブル席は1つが今空いたばかり。2つのテーブルはゆったりとお客さんが談笑中、と言う状況。
とりあえずお酒を~とドリンクメニューをチェック。中華料理店ですが紹興酒よりもワイン推しかもですな。店内に冷蔵庫があり、冷え冷えのボトルが並んでいるのを自分で選びに行けます。お昼から吞んでいるので、今回はビールやサワー系でイイよねということに。
何は無くても暑い季節、「サッポロ黒ラベル(生)」¥700×2で乾杯~!からスタート。
で、バー使いも出来るお店で、1人で運営されているのですが実はお料理も結構色々とスタンバっていて、なかなか楽しいラインナップ。こちらが前菜やらアテ系で・・・
こちらはメイン料理と言うか、〆の麺類・ご飯物類など、というラインナップ。甘いもので〆たい人用にも色々と。うわーこれは悩んじゃうよね!ということに。とりあえず三品ほどアテっぽいものをお願いし、その後のお腹次第で、〆は麺に行くか麻婆豆腐に行くか、それともチャーハンに行くか!というような作戦。
一品目は「丹波あじわい鶏の旨辛四川よだれソース」¥1200なり。この手のお店でもかなり明瞭に麻辣系で、且つ深みのある味付けで美味しい~。そもそも鶏が旨いのですが、胡瓜が叩いたキュウリだったり色々細かい工夫ありな一品。
お酒が進む刺激感! こりゃ呑むでしょう!と選んだお酒。ワタシは結構度数がありそうな「白酒ハイボール」¥800、相方は「ドラゴンハイボール」¥700なり。
相方がこういうお店の茄子なので美味しいよ!と注文した「揚げ茄子 青山椒スパイスソルト」¥700なり。
衣をつけて揚げた茄子ではなくて、素揚げで程良く油が入った茄子に、青山椒の風味が効いたピリ辛塩を付けて頂く趣向。いやー、夏向けにナイスなアイデアですな、呑める野菜アテなわけで。先ほどのよだれ鶏のタレを合わせてもウマー!なわけで。(タレの入った皿を下げられないようキープしつつ(滝汗))
最初の三品はアテ一直線!なのですが、更にこちら。「海老ホットチリソース」¥1300なり。+¥100でたまごがトッピングできるのですが見落としていました。が!辛いもの好きなら間違いなくたまご無しでも大満足できる、パンチのある辛味。後に引かないタイプの辛さなのですが、小学生の子供さんは不可能案件ですな。いやー、超ウマ! 蒸しパンにはさんで喰いたい!(割包は¥200です)
これは酒が必須!だと思いましたので追加を。「紹興酒10年 花彫ひょうたん」¥700なり。やっぱり、こういうお料理にはイイ感じで合うわけで。
で、最初に注文したお料理がここまでで、麺類か麻婆豆腐か激論が交わされるのですが、やっぱりもう1つぐらいアテっぽいものが欲しいねえと2品注文。
お一人でお料理をすべてこなされているので、それなりにノンビリペースなのですが、我々とあとカップル2組なので、待たされ感はほぼ無し。店内のあちこちを眺めているうちにお料理がでてくるわけで。まずは・・・
「牛ハラミのハニーマスタード叉焼 中華クレープ添え」¥1800なり。チャーシューというより、ハラミステーキ&甘ダレソースみたいな感じですな。添えてあるピーマンが何気にいい仕事をします。
中華クレープにくるっと巻いてパックリ!と言う趣向。いやー、これもなかなか素敵なメニューですな。クレープがもう1枚欲しい~。
私は再び「白酒ハイボール」¥800を注文し、なんだかいい気分なわけで。
〆にチョイスしたのは「「〆のXO醤卵炒飯」¥1100!当然、先ほどのエビチリのタレ、叉焼のタレとともにガッツリ頂く作戦なのですが、2人で大満足できるしっかり量でした。具材はねぎと玉子以上!と言うシンプルな感じなのですが・・・・
お米はさらっとしたジャスミンライスを採用していて、XO醤由来なのか、超海老味濃厚!なのが面白い。ふわしっとり系、というあまり他に無い食感でこれまたオススメの一品。いやーお若いマスターなのですが、なんだか芸達者!
以上で〆まして、生ビール2に白酒ハイボール2にドラゴンハイボール1とお酒量はめっちゃ控えめで〆て¥10000チョイ、という大大大大納得なお支払い。深夜2時までの夜遅営業なので、22時以降は飲食店従業員の皆さんのたまり場になっているようなのですが、早目だったので、ノンビリできました。
帰りがけに我々だけになったので、奥の大きな妖艶な美女の絵をパチリ。
色々と食べてみたいものがある(〆にピーナツバターフレンチトースト!がある不思議なラインナップ)ので、次回は麻婆豆腐と、それ狙いで是非!と言う感想。また来ると思います~。御馳走様。
店舗情報
店名:YE CHINA TONGUE(イエ チャイナ タン)
住所:京都市下京区市之町246 寿苑会館 2F
営業時間:18:00~翌2:00
定休日:木曜
https://www.instagram.com/ye_china_tongue/