愛猫の『生まれ変わり』にまつわる4つの説 先代猫の輪廻転生…本当にある?
1.容姿・性格・好み・行動パターンが似ている
亡くなった猫の顔立ちや柄、雰囲気にそっくりな猫に出会って「ハッ」とした経験はありませんか?もしかすると、その猫は愛猫の生まれ変わりかもしれません。
猫は生まれ変わったとき、前世の容姿や性格、行動パターンを受け継ぐことがあるとされています。
そのため生まれ変わった猫は、前世に好きだった食べ物を好む、1日の過ごし方が似ている、お気に入りの場所が同じ、寝姿がどことなく似ているなど何かしらの共通点があるのだとか。
愛猫の生まれ変わりに出会うと自然と惹かれると言いますが、似ている部分に無意識に惹きつけられてしまうのかもしれませんね。
2.猫は8回生まれ変わる
猫は9つの命を持っていると言われています。そのため、8回生まれ変わると考えられています。その理由としてあげられるのが「猫に九生あり(A cat has nine lives)」という西洋のことわざです。
猫は昔からしぶとく執念深い性格で、生命力が強く身体能力が高いことから、簡単には死なない、何度も生き返ると思われていました。
このようなことから、猫は8回も生まれ変わると言われるようになったのです。
ちなみに仏教では、人も動物も幾度となく死んではそのたびに生まれ変わる輪廻転生という考え方が、とても重要とされています。
3.猫が生まれ変わるまでの期間は数時間から1年
人間は、亡くなってから生まれ変わるまでの期間は5年ほどと言われていますが、猫はもっと早く生まれ変わるようです。
猫が亡くなってから生まれ変わるまでの期間は諸説ありますが、早ければ数時間から数週間ほど、遅くても1年ほどで生まれ変わると言われています。
生まれ変わるまでの期間は、魂の状態や生まれ変わる動物によって異なると考える人もいるようです。
また生まれ変わる直前になると、元の飼い主さんがやたらと愛猫のことを思い出したり、気配を感じたりといった不思議なことが起こるという説も。これらは生まれ変わりの前兆だと言われています。
4.ほかの動物として生まれ変わることもある
猫が生まれ変わるのは、必ずしも猫とは限りません。ほかの動物として生まれ変わることもよくあるようです。
その証拠(?)に愛猫を見送ったあとに、たまたま出会ったウサギや犬などのほかの動物に心惹かれて迎え入れたというエピソードがたくさんあります。無性に気になる動物と出会ったなら、それは愛猫の生まれ変わりかもしれませんね。
また稀なケースとして人間に生まれ変わることがあるようです。あなたの近くにやたらと猫っぽくて気の合う人はいませんか?もしかしたら…。
まとめ
猫も私たち人間と同じように輪廻転生があると考えられています。
愛猫を失ってすぐは、もう猫は飼わない、と思う人も多いかもしれません。しかし時間が経つにつれて、もう一度猫と暮らしたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そんなときに「愛猫の生まれ変わりに出会いたい」と願う人も少なからずいらっしゃると思います。
猫との出会いはある日突然やってくることも多いです。大好きな愛猫の生まれ変わりと出会えることを信じて、心の準備だけはしておきたいものですね。