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【今月のあんこ・にいがた本髙砂屋】神戸の老舗が魚沼の地で育んだ極上あんこ|魚沼市湯之谷

日刊にいがたWEBタウン情報

 

にいがた本髙砂屋の 『うす皮魚沼きんつば』

『うす皮魚沼きんつば』(4個1,080円)。オーブントースターや電子レンジで軽く温めて食べるのもおすすめ

本高砂屋(ほんたかさごや)は、明治10年(1877年)に神戸で創業し、全国の百貨店に販売店を構える老舗の和洋菓子店。

円形が一般的だった「江戸きんつば」を改良し、明治30年に売り出した、四角い形をした六方焼きの『高砂きんつば』は、神戸土産として広く知られるようになり、その形とともに全国へ広まったのだそう。

その後、関東方面への販売拡大を目指し、昭和62年に魚沼へ工場を建設。

当初は流通の利便性を考慮してのことだったそうだが、豪雪地帯の魚沼ならではの雪解け水があんこ作りに最適な超軟水であったことから、全国の本高砂屋で販売される和菓子のあんこすべてが、北海道産小豆と魚沼の清らかな水を使って作られるようになりました。
(最初は水質を調整する「軟水器」を持ち込んで、工場に設置しようとしたのだけれど、魚沼の水質を調べたらあんこ作りにそのまま使用できる軟水だったので実際にその機械を使うことはなかった。という逸話もあったそうです)

新潟オリジナルの『うす皮魚沼きんつば』は、ヨモギの香りとふっくらあんこが好相性。

国道352号沿いにある、にいがた本店

魚沼市プレミアムと魚沼ブランドの認定を受けるなど、魚沼を代表する銘菓として折り紙付き。

「天然のヨモギのやわらかく香りがいい部分だけを、雪解けを待って伸びる一番いい時期に、毎年2トンほど自社従業員で手摘みしています」のこと。

国道352号沿いにある本店では、どら焼きや栗まんじゅう、神戸から直送される焼き菓子なども販売しています。

春と秋の大型連休期間中には、道の駅ゆのたにで実演販売を行なうこともあります

関越道魚沼ICから車で5分ほどの場所にある道の駅 ゆのたにでも『うす皮魚沼きんつば』は購入可能。

春や秋の行楽シーズンには道の駅の店頭で実演販売を行なっている時もあり、焼き立ての『うす皮魚沼きんつば』が食べられることもあります。

取材日はちょうど今秋の実演販売最終日だったこともあり、ひとつ購入して食べることができました。(あんこの水分量が多く、日持ちしない『生きんつば』。おいしかったです)

気になる人は来春(←春の大型連休あたり??)の出店日をSNSでチェックしてみてください。

あんこが一段とツヤツヤ。焼き立てきんつばの断面です

にいがた本髙砂屋

住所
【にいがた本店】魚沼市大沢205-1

電話番号
025-793-7002

営業時間
9:30~17:00

休み
第2月曜(祝日の場合は営業)

駐車場
5台

リンク
https://niigata-hontaka.com/

リンク
https://www.instagram.com/niigatahontakasagoya/

備考

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