シバザクラが見頃に 鴨池橋周辺の堤防で
鶴見川に架かる鴨池橋周辺の堤防に植栽されたシバザクラが見頃を迎え、行き交う多くの人の目を楽しませている。
これらのシバザクラは、鶴見川鴨居河川敷を拠点に環境保全活動に取り組む「みどり・川と風の会」(佐々木康雄代表)が植栽したもの。同会は彩り豊かな景観の創出を目指し、2021年に初めて1000株を植栽した。以降、次第に数を増やし、現在1700株が植えられている。
区長が現地視察
4月15日には緑区の佐藤康博区長、村上一徳副区長らが現地を視察に訪れた。佐々木代表らの案内でシバザクラのほか、会員が鴨居駅と鴨池橋の間にある花壇に「KAMOIL♡VE(ラブ)」の形に植えたビオラの花、同会が今年、鴨池大橋付近の河川敷の一角を整備してつくった「寄り洲」なども見て回った。
「緑区内の緑の豊かさを鴨居地区で表現してもらえていることに感謝しています」と佐藤区長。「みどり・川と風の会の活動を知ってもらうことで、多くの人に緑の大切さを考えるきっかけにしてほしい」と語った。
区長らの案内を終えた佐々木代表は「鴨居を愛していただいていて、有り難い」と話した。シバザクラについては「見た人が喜んでくれる。花を見るためにここに来るという人もいる。今年も多くの人に見てもらいたい」とした。
同会によると、シバザクラの見頃は4月末までという。