「ストレンジャー・シングス」スピンオフが複数企画中 ─ 「最高のクオリティで独自の道を切り開く」
人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が、いよいよ今年配信のシーズン5をもって完結する。しかし現在、では複数の新企画が開発されているという。クリエイターのマット＆ロス・ダファー兄弟が、米Netflixのプレスイベント「Next on Netflix」で明らかにした。
2016年にNetflixで配信開始され、瞬く間に世界的ヒット作となった「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。その物語はシーズン5で幕を閉じるが、マットによれば「『ストレンジャー・シングス』に別れを告げるわけではない」という。「まだ語るべき物語がたくさんある」として、新たなスピンオフ企画が現在開発中であることを認めた。
「現時点ではお話しできませんが、僕たちはどの企画にも深く関わっています。非常に重要なのは、『ストレンジャー・シングス』の名を冠する作品は、最高のクオリティであり、単なる繰り返しではなく存在意義があり、常に独自の道を切り開くものであること。基本的に最高の作品、僕らが最高だと感じる作品でなくてはなりません。そして今、最高だと思える企画がたくさんあるのです。」
新企画の具体的な内容は不明だが、2022年にダファー兄弟は実写スピンオフ企画について、メインシリーズとは「1000%異なる」物語になるとしていた。エルやスティーブなどオリジナルキャラを描く物語は考えていないようで、「『ストレンジャー・シングス』の世界とつながるストーリーもあるけれど、それよりも、そのストーリーをどう伝えるかが重要」だという。
「ストレンジャー・シングス」のスピンオフ作品としては、前日譚となる舞台版『Stranger Things: The First Shadow』がイギリス・ロンドンで上演中。なお、2023年4月にはアニメシリーズ化企画もされている。
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